異世界転生するはずが生まれ変わった場所は日本でした。

おざごん

第1話 異世界転生…

それは突然の出来事だった。


キャンプをしに山へ行ったいたのだが、木でできた橋を渡る際に橋が落ち、俺は死んでしまったのである。

えらく落ち着いているな、と思っているであろう。しかしそう言うわけではない。死んだと思っていたのだが意識が戻った頃には、意識が戻った頃という表現が正しいかはわからないが、その時周りは真っ白の世界で、何もない、ただ無があるだけ、なのでただ、唖然とするしかなかった。


するとすぐに頭上からふわりと、綺麗なブランドヘアーの女性が降りてきた、降りてきたと言うよりは落ちてきたなのか?

などと考えていると、


「すいませんでしたああああああぁぁあ」


と、開口一番に叫んだ。

どうやら彼女は女神らしく、仕事をしている際うとうとしてしまいがくっとなった拍子に橋を壊してしまったらしい。

何か特別現世でしたかったことがあるわけではないが、残してきた家族や友人には申し訳ないと思う。

「いや、大丈夫ですよ、それで僕はこれからどうなるのでしょうか」


「本当にすいません。代わりと言ってはなんですが別の世界、いわゆる異世界に転生、剣と魔法の世界、と言う形になるか、このまま天国または地獄にいくか、幽霊として彷徨うかななりますね。」


「なら、転生でお願いします汗

それなりに異世界小説を読んでいるのでなんとなく理解できます。魔法などあるならいろんな魔法を使ってみたいですし。その、能力などはいただけるのでしょうか?」


「も、もちろんです!まずはあなたの記憶と能力の受け継ぎ、さらに言語理解、創造魔法、魔力無限の能力をつけさせていただきます!これで好きな魔法をいくらでも楽しんでくださいね!でも悪用していると天罰が下るので気をつけてくださいね!?」


「助かります。魔法は憧れていたのでたくさん試してみます笑」


「それでは、よき異世界生活を!!!」


光と共に体は消え、意識が遠のいていった。



次に目が覚めると視界の悪さや息苦しさを感じる。体を叩かれなんだなんだと思っていると呼吸が楽になった。さらに体の汚れというか滑りというか、なにかがとれ、さっぱりし、目も見えてきた。

周りからはよく頑張った、元気な男の子ですなどと声が聞こえる。

どうやら女神にもらった言語理解は機能していて全て日本語に聞こえる。

周りを見渡すが想像していた剣と魔法の世界ではない、思っていたより設備がしっかりしており科学も発展しているのか?と関心を示すも、睡魔から勝てずまた意識を手放した。


そしてすぐに俺は目を覚ましその時にはすでに母親に抱かれているようで顔を見上げる。前の母親ではないのにも関わらず、この人は母親だと俺の反応が訴えかけてくる。見た目はとても日本人に近いがとても美形である。茶髪で長い髪に綺麗な二重に通った鼻筋、そして横にいるのは、父親かな?

父親はとても異世界らしく金の短髪で筋肉質な体、なかなか鍛えているようだ。さらに青い目に整った顔。イケメン外国人って感じだな。

これは俺の容姿にも期待かな?とまた睡魔が襲ってきたので意識を手放した。

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