第4話

先生は 割れた花瓶を捨てて

皆んなは 花瓶の怪談で夜を明かす


君は 花瓶の割れるのを願った日を呪い

遂には 割れた花瓶の姿を真似て 皆んなを脅かす


苦しくて 呪いも解いて 助けてあげて


君はやっとの事で花に恋をした

君があの日を呪うことで

花も 君の割った花瓶のように


君が願えば 花瓶は割れる

花は死んで 君は割れる


その透明な青いビー玉は大切にして


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