元理系学生が大学受験科目を淡々と語る
アイスティー・ポン太
第1話 世界史
僕は理系の学部を受験したので、センター試験では社会は一科目しか受験してません。高校時代、社会の科目で「日本史B・世界史B・地理B」のうちどれかを選べたのですが、日本史はなんか細かくて難しそうだし、地理は勉強してもそこまで学校の定期試験で良い点数を取れなかったのと、どうしても興味を持てなかったので、消去法で世界史で受験をしました。(ちなみに倫理・政治経済に関しては、理系クラスでは選べなかったし、志望大学の受験科目になかったりしたので特に触れません。)
ところがいざ世界史Bを勉強をしてみると、
「あれ?これ覚えること多すぎじゃない?」
となることが多かったのです。特にフランス革命以降から情報量が増えてきて、産業革命から世界大戦にかけての近代はもう訳が分からなくなるくらい情報量が多かった記憶があります。
事前に調べてなかった僕もアホなのですが、ネットなどを見ると
「センターで8割取るのに必要な労力が大きい社会科目の順番は
世界史、日本史、倫政、地理だ」
という意見ばかりではありませんか。
ああ、やっちまった……けど他の科目を勉強する気力が全然起こらねぇ……
ってなったので、仕方なくひたすら必要な用語・年代・人物名を暗記していきました。(もちろん丸暗記は逆に面倒なので、ゴロ合わせとか時代の流れなどを理解して暗記はしてました。)
そんな僕ですが現役時代はセンター試験の世界史Bは80点で,一浪では78点という、何とも言えない結果でした。いや、全然悪くはないけどなんか勉強量に見合った点数じゃないだろ……って当時は感じてしまいましたね。今でも感じるけど。
当時の記憶を思い起こしてみると、最初の「オリエントと地中海世界」あたりの時代はロマンあふれててなんか好きだったのですが、ギリシャとローマ世界で、地理と年代と人物がゴチャゴチャになって一気に嫌いになったのは覚えています。
逆に中世ヨーロッパあたりは、ぜってー面白くねー時代じゃん(笑)って感じで特に興味はなかったのですが、キリスト教の成立と東方教会との分裂や、協会の権力と王国の権力の結びついていく過程は結構覚えやすかったです。というか頻出の時代の割には覚えること少なかったおかげで点数を取りやすかったから逆に好きな時代になってました。絶対あんな時代に生まれたくないが。
アジア圏は単純に漢字多いしすぐ国が変わるしで、よくわからんかった記憶があります。バトゥとかフラグとかは語感が好きだけど。
イスラーム世界の歴史に関してはヨーロッパの国々や中国の国々と関わりがあってワクワクした覚えがあります。けど紛らわしい人物名ばっか出てきて萎えた記憶があります。
長くなりそうなので、とりあえず世界史に関してはここで終わります。
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