第1話

ここはどこだ?

彼の目の前にはただただ真っ白な空間が広がっていた

俺、死んだ?

なんかコンビニで殴られてる気もするし、あれで死んだのかな?

だとしたらここは天国……って感じでもないよなー

『ここはどこでもないぞ?』

突然頭の中に老人らしき声が響いた

『誰だ!』

『儂は神だ、お主は本来死ぬべきでない時に死んでしまったからここにきたのじゃ』

この展開はもしや…異世界転生!?

大学辞めてからアニメとか見まくって憧れてたら本当に転生しちゃうのか!!

コンビニ強盗マジ感謝!

『これこれ、そんな罰当たりなことを考えるでない』

え、今声に出してたか?

『神だからお主の思考も読めるのじゃよ』

マジか、

『神さまー、じゃあ俺はどんなとこに生まれ変わるんだ?』

『お主が望んでおるような、魔法がある世界じゃよ』

おぉーーキターーー

2度目はめっちゃ楽しそうじゃん!

『神さまー、なんかチートっぽい能力くださいよー

 なんかないですか?』

『それは、無理じゃのう』

なんでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神様、力無いやん

『転生する時に性格とかを考慮して自動でスキルを振り分けられるようになっとるんじゃよ』

それなら仕方ないか?

『まぁとにかく行ってみるのじゃ』

そう言われると目の前が真っ暗になった

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る