2-2 女の子とデートをする
2-2 女の子とデートをする:映画、美術館、テーマパーク、水族館、プラネタリウムなど。女の子のタイプに合わせて行き先の選択を変える。
定番どころにはやはりカップルで行くのにふさわしいシチュエーションが用意されている
この頃の会う頻度は週末の週1回程度まで増やしましょう。この段階になったら市販の恋愛マニュアル本などでの補足が必要です。数冊見繕って、デート時のエスコートマナーなどは頭にたたき込んでおいて下さい。私が現在までに調査のために読んだ本の中では、元「女性自身」編集長の櫻井秀勲の「「口説き方」進行マニュアル」が、単なる恋愛マニュアルにとどまらず、対人コミュニケーションスキルの本となっていて参考になると思います。ただし、奥手なオタク恋愛に「デートに3回応じたらホテルに連れて行ってOK」みたいな過激な内容をそのままあてはめることはできませんが。しかし、意外なことに「デート3回でHを許す」というのは女性誌でもスタンダードになっているようです。そういう世界もあるのだということで、3回でHに持ち込めないからと言って自分はダメなのかと落胆することはありません。
女性心理学者の富田隆の「「モテる男」40のマニュアル」というのも読んでみましたが、こちらは実例、モテない理由の解説、対策を40個列挙したというケースバイケースのノウハウ集なので、女性心理を理解する参考にはなるかもしれませんが、実際に役に立つかは疑問符が残ります。
潮凪洋介の「女性100人に聞いた魅力ある男の条件」は、項目別に、効果的なこととやってはいけないことが載っているという他の本にはない特徴があります。女の子はNG行動を見るとそこまで男が積み上げてきたポイントがすべて無に帰するという、男とは違う特性があるので、読んでおいて損はないと思います。
デートはメインイベントとその後の食事(時間的に余裕がない場合は軽いお茶)をセットにします。食事の時間でその日のデートを「今日は楽しかったね」と振り返る話題の展開で、女の子の満足度を測るためです。女の子の満足度が低いようなら、次回のデートプランでその反省を生かして行き先を変えましょう。
映画:全てのタイプの女の子に適用できる無難な選択です。
デート時点で上映しているものから見る映画をチョイスすることになるので、多少当たり外れはありますが、上映開始から少し経ってネットなどで評判が聞こえてきているものの中から、見た後の食事などの時に話題にしやすそうなものを選びましょう。そういう意味で、食事時に話すのがためらわれるようなスプラッターもの、エイリアン系などのグロテスクものは避けましょう。
映画は上映中、隣同士に座って手を握るなどの定番デートイベントがある代わりに、見ている間は会話が出来ないというデメリットもあります。
美術館・博物館:おとなしめな子と落ち着いてデートするのに向いています。逆に、明るくてにぎやかなおしゃべり好きの子の場合、長時間静かにしていなければならない美術館などは退屈してイライラしてしまうかもしれません。
展示物の情報量が多いため、その場で感想などを言い合ったりしてコミュニケーションを着実に積み重ねられるので、デートコースとしては最も手堅いといえるかもしれません。
テーマパーク・遊園地:美術館などとは逆に、にぎやかな子にとっては最高に楽しめるスポットです。観覧車がある場合、誰にも邪魔されない密室空間が短時間ながら確保されるのでキスのチャンスが作りやすいというメリットもあります。その代わり、絶叫マシーン好きの女の子だったりした場合は、付き合う男の側はとにかく体力が必要です。覚悟はしておきましょう。
水族館:たいていの女の子はかわいい動物やきれいな魚が好きです。素直に盛り上がれます。理系オタク男子諸君はあまり動物や魚には興味がないかも知れませんが、女の子に合わせて一緒に盛り上がっておきましょう。ここで大事なのは女の子があなたと共感出来たと感じることです。また、適度に暗いので、さりげなく「次はあれを見に行こう」と手を握って誘導しても女の子も抵抗無く受け入れることが出来るはずです。
プラネタリウム:これはロマンチック系で効果が高いです。知的好奇心が旺盛なタイプの子と、ロマンチックなものを好む子に向いています。映画と違ってあまり当たり外れがありません。占いが好きな子はたいてい星も好きですので、星座に関する上映プログラムを選ぶと非常に効果が高くなります。映画と同じく、隣同士に座って手を握るチャンスもあります。デメリットはやはり上映中は会話が出来ないことですが、こちらは映画に比べると時間が短いので、そのデメリットも小さいです。他のデートコースにオプションとして追加するという使い方もできます。
食事は女の子に行きたいところを聞いて、希望があるようならそこに、女の子が迷ったり、特に希望がないようならパスタ専門店か、手軽なイタリアンの店がおすすめです。女の子が喜ぶ程度にほどほどにおしゃれな感じで、外れのない食事プランになります。
ラーメンや牛丼などのとりあえず腹ごしらえ的な雰囲気の店は女の子をがっかりさせるので避けるべきですし、高級すぎるフレンチなども普段のデートには重すぎます。テーブルマナーや、お金のことで女の子は気を遣ってしまい、リラックスして楽しめません。
高級フレンチのようなところはクリスマス、誕生日、付き合い始めた記念日などの特別なイベントデーのデートの時にすると効果的です。
上記デートプランのうち、博物館とプラネタリウムを一緒に回れる場所があります。東京お台場近辺にある日本科学未来館です。食事も、軽食のとれるカフェときちんとした食事もとれるレストランもあります。理系オタク男子の得意分野を発揮して、展示物について説明を加えたりして株を上げるチャンスもあります。自信がなければ、事前に一人で下見に行って、解説員の人に展示物についての詳細を聞いておくという手がありますので、ここは一つ頑張って女の子にいいところをみせましょう。またプラネタリウムも、世界最高の数の星を投影できる「メガスター」という最新式の最高のものがあるのです。メガスターは人気なので、午前中から行って予約を取る必要があります。このスポットは筆者おすすめです。
この辺でオタク男子の恋愛に黄信号が点るのは、女の子に会う時間が趣味の時間を圧迫し始めることです。でも本来こっちが世の中の標準なのです。むしろ趣味のメインが現実の女の子と付き合うことで、フィギュアやエロゲは余技(余戯、と当て字をしたほうがいいかもしれません)だくらいの気持ちで行きましょう。
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