１－１　女の子を知る：女の子は「生きている人形」じゃない。あなたと同じ生身の人間。男よりずっとデリケートなので、大事に優しく扱おう

女の子は気分屋です。これはホルモンバランスの崩れが精神面に与える影響が男より大きく、しばしば情緒不安定になることや、月経の周期に合わせて感情の波が訪れ、機嫌がよくなったり不機嫌になったりするためです。好きな女の子がいるなら、毎日さりげなく、良く観察して、周期をつかんだ上で機嫌の良いときにアプローチするのも手です。

女の子は臭いに敏感です。概して男性より嗅覚に優れ、わずかな臭いも気になります。不潔な男性を極端に嫌がるのも、男性同士ならさほど気にならないレベルの臭いでも女の子にとっては耐えられないほどの悪臭に感じるからのようです。ですから男は普段からシャワーは夏場は毎日、冬場でも２日に１回は浴びる必要がありますし、下着は毎日替えなければなりません。

女の子は男に比べると長く歩けません。女の子は足もとのおしゃれを頑張ってる分、無理が利かないからです。どこかへ連れて行くときは常に出来るだけバスや電車、地下鉄などの交通機関を組み合わせ、歩く距離が最小で済むよう心がける必要があります。特に、ふだん秋葉原をトレッキングシューズで早足で闊歩しているオタク男子諸君は、女の子を連れて歩くとき「ゆっくり歩くほうがいい？」と確認した方がよいでしょう。

　女の子はオタク系の子を除くと、概して有名ブランド好きです。これは女の子の性(さが)みたいなものなので、寛容な心で認めてあげましょう。愛はお金で買えませんが、気持ちを形にして表すのには少なからぬお金が必要な場合もあるのです。

　女の子は矛盾を内包する存在です。基本的に「好き」か「嫌い」かで行動するため、全体で見るとつじつまがあっておらず、理不尽な振る舞いをすることもあります。（一部例外もあって、理性優先で行動する女の子もいますが、それは少数派です）理論的整合性を求める理系男子には受け容れ難い事実だと思いますが、これは女の子の欠点でもあり、同時にかわいいところでもあります。だから女の子ってかわいいんだな、と前向きに受け止めましょう。

　女の子は皆同じではありません。一人一人違います。ここまで恋愛を避けているあなたは、過去に女性の心ない言葉に傷ついたことがあるかも知れませんが、だからといって女なんて皆同じだと女性を憎悪するのは間違っています。心の優しい女の子もいれば性根の曲がった女もいるのが現実です。