オタク男子のための女の子の取扱説明書?
LuciferVFX27
前書き
最近、はじめから現実の女の子と付き合うのをあきらめて、エロゲやフィギュア、果てはシリコーンドールに走るオタク男子が激増しています。そして得てしてオタク男子は、引っ込み思案の理系か、文系でも法学部など、ハードな学部であることが多いのです。はじめから遊ぶつもりのチャラ男は、文系の中でも楽な学部か、女の子の多い学部を選んで進学しています。
この本でなぜ理系オタク男子およびハード文系オタク男子を対象にするか、をまず説明しておきます。
理系男子は大学に進学すると1年次、2年次は実験とレポートに忙殺され、土日も遊べずバイトもままならないような状況に陥ります。ハード文系男子も実験レポートこそないものの、似たような状況のようです。最初から遊び放題、バイトし放題の一般文系男子に比べて2年は出遅れることになります。
3年次から少し遊べますが、友達が少なかったりすると合コン、ナンパなど女の子との出会いのきっかけをつかむ手段を身につけないまま社会人になり、そこから先は激務に追われて孤独なまま年を重ねる・・・というパターンに陥りがちなのです
このまま理系オタク男子が子供を作らず、DQN(ドキュンと読み、不良上がりの、たとえば路上歩行喫煙で吸殻を道端にポイ捨てするような、社会ルールや社会マナーを守らない、常識がなくすぐに他人に危害を加えそうな感じを漂わせている連中を指します)や文系チャラ男ばかりが子供を作っていては、理系=モテないというイメージがますます固定化し、理系離れが加速します。そうなれば、この日本はいずれ世界との競争に負けて、滅んでしまうでしょう。文系チャラ男もDQNもしょせんは社会にぶら下がっているヒモ。日本社会を支える原動力となっている外貨をもぎ取ってくるのは理系の職人仕事の成果とハード文系男子の専門的業務能力、そして体育会系営業職の売りさばき能力なのです。
もうすでに女性経験は数え切れないレベルのガチ理系オタク技術屋職人系の私が、理系オタクでも彼女は作れるし、生身の女の子とHもできるのだということを、小洒落たHOW TO SEX本では教えないようなディープな本音までを、マニュアル人間の多い理系オタク男子が取扱説明書のない生身の女の子を怖がっている現状に対して、では、女の子の取扱説明書を作ろうじゃありませんか、というのが本書です。
この本が目指すところは、「最終的にうまくいっても、別れても、お互いにとってプラスになる恋愛をすること」です。こちらから女の子にアプローチする以上、女の子にとっても得るものがなくてはなりません。それに、女の子を幸せにするのは、昔も今も男の義務のようなものです。
この本は、普通の機械の取扱説明書と違い、各ステップで必要なときの直前に参照するのではなく、最初に全部読んで頭に入れておき、常にその後のステップを頭の片隅に置きながら女の子と付き合う必要があります。
この本を読んで、オタク男子諸君が少しでも現実の女の子を彼女にするんだ、という勇気と野望を抱いてくれれば幸いです。
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