『夜は苦しみのA』

やましん(テンパー)

『夜は苦しみのA』


 苦しいかい?


 うん、苦しい。


 毎晩だもの


 大気も、過去も、音楽も、責めまくる。


 首切り役人さんが、現れる。


 ぼくは、くつうのさけびをあげる。


 ほとんど、りくつではない。


 それは、理解し会わない苦しみが、いきどころなく、体のなかでさまよう、苦しみである。 


 昼休みに上げた声は、非難され、ぼくは、氷点下のベンチに逃げた。


 こおらば、氷れ。


 残念ながら、凍死するほどではない。


 しかし、退職したいまは、叫びほうだいさ。    

  

 真に、芯のある音楽が、助け出してくれるだろう。


 あまりに、くるしいです。


 シベリウスさんの、『歴史的情景』と、『クリスチャン二世王の音楽から』。


 『ミュゼット』があるな。


 池に行くべきか。


 不思議が池には、行けない。


 お饅頭なら、あるさ。


 

 


 

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『夜は苦しみのA』 やましん(テンパー) @yamashin-2

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