俺の予言書
@kunishiro_1066
第1話
これはやばいノートに出会った2ヶ月前のこと
「あーつまんねーな折角修学旅行だってのに」
俺は久崎 隆太
勉強も運動も顔もふつー
どこにでもいる非リアの高3生。
今は修学旅行で京都に来ている。
丁度自由時間なので通りを歩いている
「隆太どうしたんだよ、修学旅行なんだし楽しもうぜ!」
こいつは宮沢 悠馬俺の親友だ。
「俺らなんでモテないんだろうな。」
周りの奴は彼女できたり、告白されたりしているのに、俺と悠馬は彼女いない歴=年齢
一度もリア充になったことはない。
「それな、俺ら別にブスってわけじゃないのに」
俺らは全てに置いて平均的である。
「ひょいとそこのお兄さん方、モテたいのかい?」
並んでいる店の方から声がしたおばあちゃんのような声だ
「お、モテ期到来か?」
振り返ると胡散臭い格好をしたおばあちゃんが店の中にいた、看板には「ちよばあの雑貨店」と書いてあった。
「すまんがおばあちゃんに興味ないわ」
そういい立ち去ろうとしたが、悠馬が
「なにこれ!面白そうじゃん!」
というので少しおばあちゃんに付き合うことにした。
おばあちゃんはこんなものを出してきた、
『予言書』と表紙に野生ペンで書かれたキャンパスノートだ、それなのに値段は1000円
「胡散臭いな…詐欺師かばばあこんなのには
引っかかんねーよ」
そういう時おばあちゃんは笑って
「なら試してみましょうか、
あそこに泣き止まない赤ん坊がいるでしょう。」
見てみると向かいのベンチに泣いている赤ん坊を抱えた女の人がいた。
そうするとおばあちゃんはノートに赤ん坊が泣き止むと書いた。
そうすると赤ん坊は泣き止んだ。
「すげー」
「ほらごらんなさい、詐欺師じゃないでしょう」おばあちゃんがドヤ顔でいった。
「あれ、悠馬は?」
悠馬が消えていた
「あの子はさっき向こうのほうに行ってたよ」
人混みで探せそうにない
「あいつ逃げたな…」
そうするとおばあちゃんが
「買うの?買わないの?」
と迫ってきた。
ホテルに戻ってきた。ロビーで椅子に座って悠馬を待っているところだ。
そうすると、
付き合っている笹崎と栗山が後ろの席に座ってきた。
俺は試しに栗山と笹崎が別れると書いてみた、
すると、女の栗山が笹崎をビンタして席を立ち上がった。
このノートすごいなと思うと同時にまずいなと思った。
だから笹崎と栗山が付き合うとかいた、
すると栗山が席に戻ってキスした。
俺はもう一度同じことをした。そうすると笹崎の両方のほっぺたに赤い手型がついた、
おれはニヤリと笑い、それを悠馬が来るまで続けていた。
5分後、悠馬がきた、
「ごめんな隆太、金欠でさあー」
俺は下を向いていた、後ろで今も続いている連続ビンタが面白いからだ。
悠馬が笹崎に声をかけた、
「お前ら今日も仲良いな!」
笹崎が真っ赤に腫れた顔で悠馬を見た、
悠馬は、へ?という顔をしていた。
そのあと栗原がまたビンタをして立ち上がり、そのあとすぐに座り笑顔でキスをする、
これをポカンと悠馬は見ていた、
すると
「ご、ごめん!」
そう言い残し、ホテルの外へ飛び出ていった。
俺の予言書 @kunishiro_1066
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