応援コメント

第9話 役に立たないおまじない。」への応援コメント

  • 眼の前が真っ暗になった。
    その闇が人の形に破れて光があふれる。
    「やあ、君のおまじないは満願を迎えたよ」
    光は巨大化して私をつまみ上げる。
    そして私は空中へと浮き、ホームへと降ろされた。
    ……私、生きているの?

    それ以来、私の感情が大きく揺さぶられると、私は光に包まれ、その光は大きな人へと変わる。
    それは私の思い通りに動かせて、私を裏切るやつらや私をバカにするやつらを片っ端からつまんでは放り投げた。
    ああ、もう、本当に何があっても大丈夫。
    大人になる力を手に入れたから。

    作者からの返信

    「そう言えば、あなたが放り投げた人たちはどこに行くの?」
    「光とは正反対の場所さ」
     光だったその人は、そう言って笑う。