一人暮らしを始めたら一日で追い出されたんだが。

おっさん

第1話 

 俺は海野葵、高校2年生に進学して念願の一人暮らしを始めた 

俺は最高の気分でアパートをでた。 

今日は始業式とクラス替えだけなので午前中には帰れるはずだ


一人暮らしには昔から興味があったので帰りが待ち遠しい



始業式が終わって新しいクラスに行く 

俺にはラノベの主人公のようにイケメンでモテモテの親友どころか

友達と呼べる人もひとりしかいない

なので正直クラスなんてどうでもよかったそんなことより

ホームルームをやったら帰れると聞いていたので帰ることしか頭になかった



_________________________



俺は今とてもイライラしている。

その理由は単純だ 委員長が決まらないからである。

ちなみに女子の委員長は決まっている


星野乃愛 彼女はさっき言った俺の唯一の友達だ

星野とは入学式の頃から話すようになり、趣味が合うので今では

結構仲がいいと俺は思ってる。

向こうがどう思ってるかは知らないけど


とにかく女子はとっくに決まっているが男子がなかなか決まらない

やはり男子はこういうことをやりたがらない


先生も困っていると俺のスマホが振動した

見てみると星野からだった


内容は

「あなたはやらないの?」


俺には自分がやるという選択肢が完全になかった。

自分がやればすぐに決まって帰れる

と思った俺は星野に

「ありがとう」 と送って自分で立候補した。


その後はすぐに終わり遂に帰れることになった。


俺は早く帰ろうという気持ちでいっぱいで

イライラなんて忘れていた。


アパートにつくと俺の部屋の前に大家さんがたっていた。


大家さんに引っ越したばかりだからなにかあったのか?

と聞いたところ 

首を横に振られた


じゃあ何があったのかと思ったら

大家さんは 

「君にはここを出てもらう」と俺に告げた

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