ツイン

勝利だギューちゃん

第1話

今年は、2月2日が節分だ。


「接吻の日ではないからね」

「だれも、言ってない」

「誰か言ってないかな」

「どこかで、会話はあると思う」


でも、2月2日と言えば、ツインテールの日。

昔の言い方だと、二つ結い。


昔の母親は、娘の髪を二つ結いにし、その子も自分の娘に二つ結いをした。


ドラえもんのしずかちゃんや、アラレちゃんなど、短めの二つ結いのキャラはいたが、

ここまで、普及させたのは、セーラームーンであることは、否めない。


当時、セーラームーンの真似をする子たちがいた。

今でいう、腐女子の逆パターンもあったが・・・


「ツインテールって、若いうちしかできないね」

「そうかな・・・」

「じゃあ、私がおばさんになっても、ツインテールを許してくれる?」


否。


第一、ツインテールだと・・・(自粛)


「なによ、言いなさいよ」

「聞きたい?」

「・・・いい・・・私もそう思う」


もし、セーラームーンがなかったら、初音ミクや柊かがみはいなかったかもしれない。

しれないのだが・・・


リアル。バーチャルを見ていて思う。


「ツンテールって、気の強い女の子というイメージがあるんだけど」

「私も、そう思う」

「だから、君もツインなんだ」


ポニーテールは誰でも似合うが、ツインテールは人を選ぶと思う。


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ツイン 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu

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