02.長編小説投稿開始時のストック・投稿頻度

【長編小説投稿開始時のストック】

 私は5万字文くらいあると良いかと思われます。

 なんなら完結してから投稿しても良い。


 5万字の利点は、

 ①投稿開始後、ある程度余裕を持って執筆できる

 私の理想、毎日〜週3投稿にはストックが必要です。

 ストックなしで投稿している作者さん本当にスゴすぎる、そのやる気と時間と意欲はどこから湧いてくるの……。(スランプなう)


 ②不整合が少ない

 後から、「あ、この情報・布石出しとけばよかった」と思っても、できます!

 なぜならまだ投稿してないから!!

 超絶長編だと難しいかもしれませんが、10万字の小説の場合はここで折返しなので、概ねカバー可能です。


 ③あらすじが書きやすい

 比較的、書きやすいです。私はあらすじを書くのがものすごく苦手なのですが、この物語を書き始めた時のあらすじに比べれば、5万字書いたあとのあらすじの方がマシでした。

 あらすじの内容については、他にたくさん素敵なエッセイがあるのでそちらを参照してください。




【長篇小説を投稿するのは、どの頻度がいいのか】

 私の中の正解は「毎日」です。もう、間違いなくコレ。

 いや、毎日は言い過ぎたかな……隔日でも良いです。週に3回以上あると嬉しい。


 週に3回くらい通知が来ると、小説のタイトルを覚えますので「あ、読まなきゃ」となります。また、そのくらいの頻度で更新される小説は1話あたりの文字数が比較的短いので、サクッと気軽に読めるという条件の良さもあるかもしれません。

 また、リアルタイムで追いかけるのが好きな我々からすると、週に3回以上の更新はライブ感があって非常に楽しいです。


 今作の『パーティー・ピンク・ポッパー』は毎日不定期時間更新でした。終盤は20時の更新に落ち着いてましたが……。時間が安定してからのほうが集客率がよかった気がします。

 勢いがある分、序盤(第一章)を読んでてくれた方は最後まで追いかけてくれる方が多かった印象です(当社比)


 前作『深海シティ4cb8e7』は週に1回更新でした。

 細く長く。もちろんこれも悪くありません。

 前作はSFでしたし、じっくり読んでくれた方も多かったのでしょう。

 書き手としては、連載開始から完結までの時間が長い分、交流も活発にできて「楽しい時間が長く続いた」という思い出があります。

 が、『深海シティ4cb8e7』完結から『パーティー・ピンク・ポッパー』連載開始まで一年余、読み専として活動しましたが、正直、一週間に一度は間が空きすぎです。その一週間の間に話を結構忘れてしまう。(その作品だけ追いかけてたら大丈夫かもしれませんが、複数追ってるともう……)

 二週間以上あいたら、一つ前の話の復習から入ります。書き手としての一週間はあっという間に過ぎてしまうので、むしろ週一更新よく頑張ってると思いますが、読み手としては「そんなの知らん」でした。身を持って実感した……。

 この間空きすぎ問題解決のためにも、長編小説は完結してから読むこともしばしばです。この懸念を少しでも軽くするために、連載中は「毎日更新」「完結保証」を明記しておりました。

 今作は「恋愛」だったこともあり、一週間も空いたら感情移入や没入感がだいぶ薄れてしまうでしょう。

 ジャンルに合致した、適切な頻度での更新をおすすめいたします。


【エタった……??】

 ちなみにですが、私は半年以上更新がない作品はエタったとみなして積ん読リストから削除してしまいます。

 悲しい……。ここまで追いかけたのに……。

 半年以上放置した後に更新再開とかあるのでしょうか……?(短編集や不定期更新のエッセイならともかく)

 もしかしたら近況ノートに書かれているかもしれませんが、そこまで見に行かないので、再開予定を次話投稿という形でお知らせいただけると、再開まで待てるかもしれません。

 私の場合、一度「エタった」と判断した作家様の長編小説はもう二度と読みません。(短編は読みますが)せっかくここまでワクワクしながら追いかけたのに、エタったのか、もうこんな思いはしたくない。という心情です。

 別に裏切っているわけではありませんが、なんだか裏切られた気分になるのです。

 お許しください……私も辛い……、更新、楽しみにしてたのに……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る