趙武記

軍の階級と大将軍府の幕僚

　軍官

　大将軍（だいしょうぐん）

　兵士１０万を指揮する最上級将軍。配下に裨将軍２人と、将軍４人。

　上将軍（じょうしょうぐん）

　兵士５万を指揮する上級将軍。配下に将軍２人。

　近衛禁軍将軍（このえきんぐんしょうぐん）

　兵士４万を指揮する将軍。配下に４人の裨将。近衛軍最精鋭。帝都大京周辺を守備する。

　近衛東方将軍（このえとうほうしょうぐん）

　帝都大京の東方を守備する。

　近衛南方将軍（このえなんぽうしょうぐん）

　帝都大京の南方を守備する。

　近衛西方将軍（このえせいほうしょうぐん）

　帝都大京の西方を守備する。

　近衛北方将軍（このえほくほうしょうぐん）

　帝都大京の北方を守備する。

　裨将軍（ひしょうぐん）

　大将軍の補佐や、副将としての役割を持つ。

　将軍（将軍）　

　兵士２万５千を率いる。大将軍、上将軍は、特例階級なので、実は軍官最高位。

　裨将（ひしょう）

　将軍の補佐や、副将としての役割を持つ。

　校尉（こうい）

　将軍の下、兵士５千を率いる。

　軍司馬（ぐんしば）

　校尉の補佐や、副将としての役割を持つ。

　軍候（ぐんこう）

　校尉の下、兵士千を率いる。

　屯長（とんちょう）

　軍候の下、兵士５百を率いる。

　伯長（はくちょう）

　屯長の下、兵士百を率いる。

　属長（ぞくちょう）

　伯長の下、兵士５０を率いる。

　什長（じゅうちょう）

　属長の下、兵士１０を率いる。

　伍長（ごちょう）

　兵士５人一組の長。

　大将軍府幕僚

　軍師（ぐんし）

　幕僚統括官。

　長史（ちょうし）

　参謀総長。

　司馬（しば）

　軍の監察官。

　従事中郎（じゅうじちゅうろう）

　上級参謀。

　主簿（しゅぼ）

　副官的な役割。

　参軍（さんぐん）

　参謀。

　記室督（きしつとく）

　記録係。

　西曹掾（せいそうえん）

　大将軍府の人事統括官。

　東曹掾（とうそうえん）

　支配地域の官吏統括官。

　曹掾官（そうえんかん）

　いろんな雑事の管理官。複数名。

　刺姦督（しかんとく）

　軍警察の長。

　営軍督（えいぐんとく）

　駐屯地の警備隊長。

　帳下督（ちょうかとく）

　護衛隊長。