For Rosettaへの応援コメント
冷たい満月の夜、涙のような青いペンダント、そして彼女の命を奪うナイフ。
シチュエーションとすべての小道具が生きていて、とても引き込まれる展開でした。
『Dear K』というタイトルの回収、さまざまな『K』の意味の持たせ方に感心いたしました。
そうすることでしか生きていけない、というKと、どうしても生きていけない、というロゼッタが、ともに切なく物悲しかったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
『Dear K』というタイトルから真っ先に思いついたのが、満月の夜に女性が殺されてしまう、その犯人がKである。というシチュエーションでした。
Kにどのような意味を持たせるのか、かなり悩みましたので、そのように言ってくださりとても嬉しいです。
評価までいただきありがとうございました。
For Rosettaへの応援コメント
自らが引き起こしたことが次の依頼につながり一人の人間が死ぬ。
本人が望んだこととはいえ、真相を知ってしまうと切ないですね。
もし、ロゼッタがそのことを知っていて「親切」と言えたとは思えません。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
Kが先に受けた依頼によって女性が死を選んだという話の流れは、何でも奪うという設定を考えてから思いついたものです。結果として切ない話になってしまいました。
ロゼッタは何も知らないから、彼のことを「親切」だと言い切れたのではないかと思われます。
評価までいただきありがとうございました。
For Rosettaへの応援コメント
>他の方の依頼であなたから大切な人を奪った。
冷たい真相があったのですね。
依頼は必ず果たすK。しかし必要以上のものは奪わない。
ペンダントを残していったのは、やはりKの優しさから来るものなのでしょう。大切なものを手放さなくてすんだのが、彼女にとっての救いなのかもって思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
何でも奪う、という設定を考えた時に、彼女の過去にKが関わっていたということを思いつき、この形になりました。
<大切なものを手放さなくてすんだのが、彼女にとっての救いなのかもって思いました
そうですね、彼女にとって、せめてもの救いになったのではないかと思います。
評価までいただきありがとうございました。
For Rosettaへの応援コメント
自らを優しくないと言ったK。その是非を決めるのは難しいですが、何でも奪うというその肩書きから想像させる人物像とはかけ離れた、不思議な魅力を持っていますね。
命を奪われた彼女ですが、それを行ったのがKなのは、ほんのわずかでも救いだったのかもと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
Kのことを優しいと言えるのか言えないのか、読んだ方によって考えが違うのではないかと思います。
作者としては、悪人とは言い切れない人物としてKを描写することに気をつけました。それが、彼の不思議な魅力として感じられたのかもしれません。
評価までいただき、早速読んでくださりありがとうございました。
For Rosettaへの応援コメント
これはシリーズで読みたくなりますね。冷たくてあたたかくて切ない雰囲気がすごく好きです。なんでも奪うという設定とKのキャラも魅力的で、とても引きこまれるお話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
物語の雰囲気を好きと言っていただけて、嬉しいです……!
何でも奪うという設定は、K=怪盗のKであるというプロットで構想していた時の名残だったりします。そこから色々あって今の形になりました。
評価までいただきありがとうございました。