夜狩り【デイブレイカー】は朝を待たない

ほりえる

第三章までの内容を含みます。(ネタバレほぼなし)

順次追加予定です。

【夜狩り連合】

・ラドルファス・ブランストーン

性別：男

年齢：18

身長：173セル

階級：第四階級（アクト）

主人公。（下イラスト右）若干の強面と赤い瞳が特徴的な少年。ぶっきらぼうな態度だが、根は優しい世話焼きで正義感が強い。【夜】に殺された父親の復讐のため夜狩りになった。ひょんなことから【影】の少女・サフィラを助け、パートナーの契約を結んだことで騒乱に巻き込まれることになる。師はシルヴェスター。身体強化系の暁ノ法を得意とし、二本の短剣で戦う。二人に振り回される日々を送る苦労人。

・サフィラ

性別：女

年齢：16

身長：152セル

ヒロイン。（下イラスト左）淡い金の長髪に紫の不思議な瞳をした可愛らしい顔立ちの少女。【夜】の影響を受けて生まれてくる【影】であり、激しい迫害を受けて育ってきた。殺されそうになっているところをラドルファスに救われ、以来彼を慕っている。強大な法力（エンシェント）を持つが、その理由は不明。マイペースで臆病だが、芯は強く、時折核心を突く発言をすることもある。意外と毒舌な面もあり、怪力で大食い。

イラスト1 https://kakuyomu.jp/users/holly52965/news/16817330666633458091

・シルヴェスター・ヴァレンシュタイン

性別：男

年齢：25

身長：193セル

階級：第一階級（シビュラ）

ラドルファスの師匠。銀の長髪に切れ長の翠の瞳、女と見紛う美貌の持ち主だが、本人はそのような評判を嫌っている。気難しい気分屋で、守銭奴。四人の第一階級（シビュラ）の一人で、広範囲殲滅を得意とする攻撃的な夜狩り。ある病を患っており、その治療法を探している。相棒の小竜・ランディに説得されてラドルファスを弟子に取った。暁ノ法は「夜明け《デイブレイク》」。範囲内に明けの光をもたらす。二つ名は「金枝薄明」。

イラスト2 https://kakuyomu.jp/users/holly52965/news/16818093078654895348

・アルフレッド・クロフォード

性別：男

年齢：43

身長：176セル

階級：第二階級（セーデ）

シルヴェスターの悪友。後ろでまとめた褪せた黒髪に青い瞳。穏やかな紳士で、目下の人間にも礼儀正しいが、役に立たない人間に対しては非常に冷酷。ギルバートの頼みでウィスタリアを弟子にしたが、上手くいっていない様子。シルヴェスターとコンビを組んでいた時代はかなり暴れていたらしい。

・ウィスタリア・ティアーベル

性別：女

年齢：17

身長：160セル

階級：第四階級（アクト）

連合長・ギルバートの娘で、アルフレッドの弟子。燃えるような赤髪に琥珀色の瞳。ティアーベル家を誇りに思っており、傲慢な態度が目立つ。ラドルファスとは仲が悪い。

・ヘルツ・ザフィール

性別：女

年齢：25

身長：214セル

階級：第一階級（シビュラ）

第一階級（シビュラ）の一人。茶のショートヘアに大きな黒い瞳。夜狩りには珍しく協調性があり、面倒見がいい。特徴的な長身に鍛え上げられた肉体を持つが、本人は朗らかで取っつきやすく、稽古をつけている夜狩りが多くいる。他の第一階級（シビュラ）の暴走を止めるのに奔走しており、胃痛が絶えない。二つ名は「絶対防御」。

・クラウン・ロウ・ルドワーズ

性別：男

階級：第一階級（シビュラ）

第一階級（シビュラ）のひとり。二つ名は「破軍幽群」。

・ルイズ・イシュトーレ

性別：男

クラウンの弟子。

・アルベド

性別：女

階級：第一階級（シビュラ）

第一階級（シビュラ）のひとり。怜悧な美貌を持つ女性。二つ名は「月季甕星（げっきようせい）」。

・ギルバート・ティアーベル

性別：男

年齢：59

夜狩り連合の長。未だ現役の夜狩り。

【アストラ】

・レスティリア・アーダーメスト

性別：女

年齢：17

身長：168セル

竜殺しの街・アストラの巫女。長い黒髪に真っ白な装束、月のような瞳。真面目な性格で、「翼砕の槍」を自在に操る槍術の名手。

・ターラント

性別：男

年齢：31

身長：181セル

レスティリアの従者。アストラで強い権力を握っている。

【用語解説】

・夜

突如出現し、文明を崩壊させた怪物。日が落ちると共に現れる。黒霞に覆われた体には、通常の武器で傷をつけることはできない。狼のような姿や、無数の触手のある姿など、様々なタイプが存在する。体のどこかにある核を破壊すると消滅する。「朝の灯火」を嫌っており、人々は夜を退けるため灯火を欠かさない。

・影

夜の出現と同時に生まれ始めた、夜の影響を受けた異形の存在。角があり、身体のあちこちに人間とは異なる特徴が現れる。また、人間にはない法力（エンシェント）という力を持っており、夜狩りとパートナーになる場合もある。【夜】への恨みから差別されており、奴隷のように扱われている地域もある。

・宵喰

【夜】の影響で既知の生物が変化した存在。中にはこれまでの法則に当てはまらない、異常な姿を持つ生物もいる。時に人を襲うこともあったが、夜狩りの助けになることもある。彼らは【夜】の影響か、法力（エンシェント）を宿し、人間のような知能を持つまでに進化した宵喰も存在する。高位の宵喰は法力（エンシェント）をある程度制御することもできる。