第20話 愛
梅の花が咲く ひっそり静かな時期
学校に行くとき、仕事に行くとき、
家を出て 外に出ると体が 冷える
家に帰り すぐに入るお風呂の湯は 温かい
ずっと入っていたい....
おふろを出て、ドライヤーで髪を乾かしながら
手で溶かす
さっぱりとした気分で部屋に入る
可愛く置いている ちっちゃい梅の花に祈る
「今年の2月は永くなりますように」
あともう少し、で終わっちゃう二月の日々を
特別に生涯の恋人の様に愛す、
如月は僕を寵愛する
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