剣術ですか?

~次の日~

ミク「やぁぁぁぁあああ!!」


アルフレッド「もっと腰を入れて打ってみろ!父様に1回でも木刀を当てたら天才だな!ハハハ!!」

まぁ、見てわかる通り剣術のレッスンをしてるわ・・・なんかムカつくわよね?いくらお父様とはいえちょっとムカつくわ。

ミク「はぁあああ!!」

カンカンカン・・・カキン!!

アルフレッド「おおっ!!掠ったな!今日はここまでで、まさか掠るとは・・・さすが私とエミリーの娘だ・・・!!」

こんなに頑張って掠るだけなんて・・・先は長いわね・・・

エミリー「まぁ!!ミクがアルフ*に木刀を当てたの!?凄いわ!!!」


ミク「掠っただけですわ・・・」


エミリー「あら、それでも凄いことよ?あの"剣を抜かせたら無敗の剣士アルフレッド"の異名を持つアルフに木刀でも掠ったのよ!!現剣士でも難しいことよ!!」

あ、これはまたやってしまった感じかな??っていうかお父様強っ!!ちょっと強いとかのレベルじゃないわ!!!

ミク「そ、そうなのですね!!これから頑張らなくては!!」


アルフレッド「ミクはやっぱり強いなぁー!!父様も頑張らないと!!」

いや、それ以上頑張らないでくださいお父様。全くすごい人の元に産まれたものよね・・・

ミク「お父様!もう一度よろしくお願いします・・・!!」


アルフレッド「よし!行くぞ!!!」

カン カン カキンッ・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ミク「ありがとうございました!!」


アルフレッド「ミクはとても筋がいいな!!これからも楽しみだ!!」

・・・疲れたぁ、明日は魔法よね・・・お母様と一緒にやるのはちょっと楽しみね!!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*アルフとはアルフレッドの愛称である。

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