私の佐々木孝ものがたり
深山涼水
第1話それはある日偶然に
昭和44年9月に鉄工所を船橋市丸山町で開業し、近くの居酒屋で数田君子先生に民謡の手ほどきを受け、千葉県民謡協会の第一期生の会員になった。
金沢明子のデビューも有り、民謡教室の会員も急激に増えた時代であった。
昭和50年に鉄工所の移転に伴って千葉市に移住したので、民謡教室も近くの小笠原強三弦会に入門。
そしたら小笠原強の義兄である佐々木孝名人は、都内や海外の公演の度に、この教室に来ると言うではないか。
佐々木孝のレコードを持っていたし、テレビではよく見かけていたが、実際に会った事は無い。
それと佐々木孝の長男もここの教室で勉強中だと言う、と言う事は私と兄弟弟子だ!
なんだか心が震えたのを思い出す。
その長男が佐々木孝名人がお亡くなりになった後二代目宗家として、襲名したのは聞いて居たが、私はその以前に民謡から手を引いていたので、連絡も取れていない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます