公爵夫人編

第2話 公爵夫人の噂。

最近公爵夫人の噂をよく聞く。

王宮のメイドたちが


「トニック公爵夫人が最近バジル侯爵と密会しているらしいのよ」


と。

その話を聞くと胸がざわつく。

そして俺は大きな声で叫ぶ。


「俺はNTRを許さないぞッ!」


周囲は引いていた。





ではまず作戦会議と行こう。

まずどのようにして制裁を加えるか。


まず今俺の手元にある情報を確認しよう。


公爵夫人はバジル侯爵と密会を重ねている。

その証拠はもう掴んである。俺のスキルである転写魔法を使って手元に置いてある。もちろん夜の営みもだ。


そして二つ目。

この事実はもう周知されており公爵以外には公認的な扱いをされている。


この二つ目に関しては俺は遺憾に思う。

なぜその不貞行為を逃し将又認めているのか。理解に苦しむ。


これに関しての制裁案だが。

まず一つ目は公爵家を取り壊す。


なゼその点に至ったか。もともと公爵は婿として公爵家に行っている。

つまり公爵には帰る家があるということだ。


そしてどうやら元公爵である公爵夫人が今回の発端らしい。

まぁ懲役刑を王令として科そう。


そして二つ目侯爵を取り壊す。

まぁこれもそうだろう。貴族間での不貞は俺は認めたわけない。

つまりこいつは俺への忠誠を誓えてないらしい。

背信行為を行ったわけだ。


そしてもちろん侯爵も懲役刑が科される。


だが配慮するのは女子供だろう。

侯爵夫人と子供は俺の後宮で生活してもらう。

まぁ強制ではないが。


そして三つ目。

もう思い浮かばないが搾りだしていこう。

まぁこれはとばっちりかもしれないがそんな不貞行為が行われている土地にはそうい因習が残っていそうだ。

公爵領と侯爵領に重い税を課し王国軍の防衛任務も解こう。


侯爵領も公爵領も人口は王都に準ずる数だ。

お家は取り壊され直轄地となるがもう少し自分たちが犯した罪を自覚すべきだ。


「と言うことでトニック公爵家とバジル侯爵家を取り潰すことを余は決めた。それに伴いトニック公爵家前当主とバジル侯爵家当主を禁錮100年に処し直轄領となる公爵領、侯爵領の王国軍防衛任務を解く。

そしてバジル侯爵夫人であるジュリアーニ夫人を余の後宮に入ることを命ずる。良いか。前トニック公爵とバジル侯爵も逃がす出ないぞ」


「「「承知いたしました。王様」」」


関係部署の責任者が一堂に王令に従う。

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