第101話 ◇登場人物紹介3
〇ナシュカ・フォン・ウィンドウ(攻略対象3)
金髪で赤い瞳の少年。
小柄だが、カーズより二歳だけ年下の弟、三男だ。カーズやレフトンよりもしっかりしていて、両親からも期待されている。
上の兄二人よりも王族らしい振る舞いを心掛けている。レフトンいわく、『個』よりも『全』を重んじるタイプ。
冷静沈着で頭脳明晰で政治的能力において期待されるが、感情表現に乏しく冷徹な判断を平気で口にできることから冷酷で残忍なのではないかと思われがちであるため周囲からの支持率は低い。
家族や側近からは周囲が思っているほどひどい男ではないと理解されているが、本人は気にしない。
サエナリアの行方不明事件のきっかけである兄カーズのことを快く思っていない。
〇バート・デイ・アイムズ伯爵令息
短めの赤い髪と青い瞳の少年。
ナシュカが相手でも気安い口調で話す。
ナシュカに信頼されている側近。
〇バイラ・エス・レックス伯爵令嬢
ボブカットの青い髪に赤い瞳の少女。
誰に対しても丁寧な口調で話す。
ナシュカに信頼されている側近。
〇マリナ・メイ・ミーク(ヒロイン)
成り上がりのミーク男爵家令嬢。
ボブカットの濃い茶髪に大きくクリクリとした碧眼の瞳をパチパチとさせた可愛らしい少女。とあるきっかけで王太子カーズと公爵令嬢サエナリアに関わるようになった。サエナリアに苛められているという噂が立つが実際には友人となっていた。
〇レフトン・フォン・ウィンドウ(攻略対象2)
青紫色の髪と碧眼の長身の少年。カーズの一つ下の弟、次男の立場にいる男。いつも明るくて飄々としていて、王族らしくないような軽い感じでいる。
運動神経が高く要領がよく、貴族平民分け隔てなく接する明るい性格。口調とふるまいが王族どころか貴族らしくないが処世術や交渉術に長けている。
将来は貴族ではなく騎士になって王国を支えるらしく、確かに騎士として実力的にはかなり強い。
兄弟による王位継承権を巡る争いを望まなかったため、裏方に徹する道を選んだ。
兄と弟の間を取り持つ役目を担うために、多くのコネクションを構築しつつ今の己を形成。
サエナリアの行方不明事件の大体のことは把握している……?
次期国王に担がれることを逃れるためにわざと貴族らしく振舞わず、成績も極力目立たないように努力している。
兄弟のために多くの情報網を持っている
〇エンジ・リュー・アクセイル
茶髪で赤い瞳の鋭い目をした子爵令息の少年。ミルナとは幼馴染だった。
レフトンに信頼されている側近。
〇ライト・サイクロス
緑の髪の毛に黒目の少年
出自は平民だが学園の成績は高く、騎士志望でレフトンにも信頼されている。
レフトンに信頼されている側近。
〇ウォッチ・オッチャー
長年、ソノーザ家に仕えてきた老執事。現当主ベーリュの祖父の代から仕えてきた。今の当主であるベーリュがあまりにも出世に固執するようになってからは、ソノーザ家全体に失望し見限る。その思いに気付いたある第三者によってレフトンと協力関係を結ぶまでに至る。ミルナの後ろ盾になった。
〇ミルナ(本名ミルナ・ウィン・コキア)
サエナリアの専属侍女。元はコキア子爵の一人娘だったが、家がベーリュ・ヴァン・ソノーザのせいで没落し平民になり両親を失った過去を持つ。サエナリア以外のソノーザ一家に恨みを抱く。サエナリアのために献身的に行動してきたらしいが、今のサエナリアの居場所も知っている……?
====あとがき====
……本日は謝罪させていただきます。本当に申し訳ありませんが、最終章は難航気味です。七月は雨と暑さ、そして、仕事が忙しくなったことが要因で中々手がつかない状況でした。本作の次の更新は八月ということになってしまいました。
楽しみ人している皆さんのことを思うと胸が痛む思いです。どんな非難も受け入れますが、どうかご容赦ください。悔しいのは本当です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます