覗き日記〜〇〇の日常〜

妄想のむし

プロローグ

世の中、思った本音を相手にぶつけることのできる人は少ないだろう。絶対とまでは、言わないが相手に少しばかりの不満を持たないものなどいないだろう。常に思ってはいなくても、ときたま思ってしまうものだ。


それは仕方のないことだ、誰もとがめることはできない。


しかし、誰かに自分の不満を持たれているとゆうことは、意外にも恐怖することだ。


恐怖は、人を惑わせる。いつもは、思うだけのことも恐怖が背中を押してそれを実行に移すことが出来る。


この物語は、とある過去を持つ少年がひょんなことから「考えが見える」能力を使えるようになる少年の日常を描いた物語である。

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