44話
「ねえ、まだドラゴンを捕まえる計画決まらないな〜」
「いえ、もう作戦は決まりました」
「決まったなら早く言いなさいよ!!」
「バシ!!」
アリスは座っている状態から膝をついている黒いスーツにサングラスの男の頭を叩いた。
「痛いじゃないですかお嬢様」
「それより計画は?」
黒服サングラスの男はアリスに叩かれた頭を擦りながら計画を伝えた。
「はい、お嬢様が作った強化版の魔力注射を使います。」
「へえ〜それをどうやって生かすの?」
「はい、我々が見つけた奴らを使います。ネットの裏サイトで『浅沼とドラゴン邪魔ああ、早く浅沼殺してあげたい俺の全てを台無しにしたやつを』っと言う内容を書き込まれていたので我々はこれは使えると思い居場所を特定させまして、その人と会いに行きました」
「それで」
「目がイカれていました、殺したい想いが強すぎて寝れず精神が壊れそうなんだろう....しかもザルクっと言う男もいやしたぜ、多分ですが金で雇われたんだと思います....」
「へえ〜じゃあザルクもこっちに引き込むことができたのかい?」
「いえそれが....『俺は雇い主にしたが』っと言われやして、まあ一応健二と言う奴は承諾はもらいやした。」
「健二というやつに私が作った強化版の魔力注射を渡したんだね」
「はい、そうです」
「ザルクには?」
「あいつは、元が強いからそんな物なくてもいいんじゃないですか?」
「まあ、そうだね....」
「作戦開始はいつなの?」
「はい、招待状を送ります。アリスさんのお礼として」
「それはいい、時間は」
「明日、20時です。健二との待ち合わせは今日20時ここで待ち合わせです。」
「うん」
ーーーーマフィアに目をつけられた健二たちはーーーーーーーーーーーーーーーー
浅沼と健二は見つからないように、健二のお母さんに用意してもらった地下室にひっそりと暮らしていた。
「クックク、こいつさえあれば!!こいつさえあれば!!あの憎い浅沼を殺せることができる!!これから俺の復習が始まる!!」
「おい、追加報酬でお前を護衛しているが自分で行くと守れないかもしれないぞ!!」
「はあ、次は浅沼を一緒に殺すぞ!!この強化版の魔力注射を刺すとS級冒険者同等以上の力を手に入れれることができるからな!!」
「ああ」
ザルクは覇気のな返事をした。
ーーーー浅沼たちはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「勇者4人の居場所は分からない?ホワイ」
「すいません....浅沼さん....全く分かりません.....」
「そうか.....あぬみんは手がかりとかはないん?」
「あるよ、でも地道....ホワイを見つけた所を中心に北、西、南、東に別れている西に一直線に向かうと多分ダンジョンが見つかると思う」
「なるほど....」
「その作戦はいですね!!」
「ビュイ〜」
僕たちは封印を時に勇者が封印されたダンジョンを探すことにした。勇者が封印されているダンジョンの特徴はホワイのように遺跡があるのだと思う。
なぜ遺跡があったのかはようやく分かった、封印されている場所に魔王の驚異から救ってくれた人々が感謝の気持ちを込めそしてまつる為に、神殿を5つ作ったらしい。
神殿は、北の神殿、西の神殿、南の神殿、東の神殿
そして女神が封印された所に作られた中央の神殿を作った。
中央の神殿は、女神が封印されていることもありその場所は豊かになり、神殿内の下にはダンジョンだがその場所に穴を堀り家を作り神の使徒とされる人々が住んでいたらしい。
その後、女神の封印を解くためダンジョンを攻略しようと人々は挑んだが多くの命が無くなった。
だが、人々は諦めず女神に繋がる最下層まで下に穴を掘り進めたらしい、そこに僕は落とされたんだなっと何故あそこに穴があったのか疑問に思っていたが謎が解けた。
女神と同じで遺跡の一番下に封印された勇者がいると思われる
ネットでは似た様なことが書かれたのが西の山奥にあるらしい....
遠いのでクロをドランゴに戻し、魔物は今まで以上に強いと思うので装備を固め遺跡のダンジョンに向かうので急ぎではあるが死んではもともこもないので装備を固める時間を作った。
「では、3日後僕の家で集合でいいですか?」
「いいよ」
「いいですね」
「ビュイ〜」
「あと、美奈のことをダインで知らせておくよ」
※ダインは無料でメッセージをやりとりができるアプリのこと
「昼ごはんは僕の家で食べませんか?」
「うむ、いただこう」
「ご飯!?」
「ビュイ」
僕はインスタントラーメンを作ることにした。
大きめの鍋を使い、3人分のを茹でもやしチャシューをいれお皿に入れた。
「はいどうぞ」
「おお〜ラーメンかいいの〜」
「ラアメン?」
「ビュウ・・・・」
ホワイは知らないので、あぬみんが箸の使い方を教えホワイは食べた。
「うまい、うまい、うまい、うまい!!」
ホワイはうまいを連呼した。
「なんだ、この薄いけど美味しい肉は!!なんだこの白い野菜は!!シャキシャキしてうまい!!しかもこの肉と白い野菜を巻いて食べるとさらにうまいよお!!」
っとホワイは夢中で食べていた。
「うん、浅沼うまいぞ」
「ありがとう」
僕も食べようとお箸を持ちラーメンを食べようとすると、クロは見ていた
「クロ食べたいの」
「ビュウ」
「ほい」
「ビュウ」
「ほい」
「ビュウ」
ラーメンの麺を持ち上げ、左右に振ると、クロも同じ様に左右に振った。
クロも人間の姿だし食べるんじゃないか?
っと思いラーメンの麺を持った箸をクロの口に持っていき食べさせた。
「ビュウ!!!!!!」
「うまいか」
「ビュい、ビュい、ビュい」
クロはもっともっと、欲しがられたのでクロにお箸を渡しラーメンが入ったお皿を渡した。
クロはホワイと同じくお箸をぎこちなく、夢中で食べ始めた。
「僕の飯は....クロの昼ごはんとして渡した魔石を食べ始めた」
その光景に、あぬみんとホワイは驚いていた
「浅沼、そんなまずいやつよく食べれるな」
「ああ、なんか美味しいとは思えないけど、癖になって....」
「人間の適用力は凄いですね〜」
「確かに」
「ビュい」
僕はホワイとあぬみんに凄いと感心された
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「よお、きたぜ」
「流石に顔は隠しているんな、健二」
「当たり前だろ、おれはお尋ね者なんだから」
「ザルク、お前の大鎌は預からせてもらう」
「ああ!?無理だ」
「おい」
「いいよ、それ持ってきて入ってきて」
「もお、お嬢様は甘いんだから」
アリスはカメラで見て、マイクで黒服サングラスの男に指示をして40階までエレベータできた。
「お前がボスか?」
「はい、そうです健二さん」
「殺せザルク」
「ああ」
ザルクは一瞬でアリスの首の方に大鎌を下ろすと、黒服サングラスの男がその大鎌をつかみ暗殺を阻止させた。
「ク!!」
「おい、殺すぞ!!」
黒服サングラスは大鎌を鋭い場所を持ち振り払い、ザルクを健二の所まで飛ばした。
「これは没収だ!!」
「ありがとね〜」
「はい、お嬢様」
「健二くん私を殺すことができなくて残念だねまあ、あなたがそうすることは分かっていたけど〜」
アリスは煽る様にニコニコと言った。
「いや、実力を試しただけだよ」
「まあ、いいよ本題に入るね。明日パーティーの招待状をわたし浅沼は私たちが指定した場所に来るはずだ、そこで健二とザルクの番だよ」
「俺らの番......」
「はい、あなたは私が作った魔力注射を刺して浅沼を攻撃して殺してください、なんならそこにいる弱いザルクさんにもあげましょうか」
「ザルク」
「俺はいい」
「そおですか、あなた達には明日まで住める部屋を用意したのでそこで泊まってくださいね」
「わかった」
「.....」
「大鎌を返してあげて」
「はい、ほらよ」
ザルクは地面に放り投げた大鎌を拾っい背中にかけた。
「案内よろしく」
「はい、分かりました」
と言ってアリスの部屋から出て行った。
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「あれ何だこれ!?」
浅沼はポストを見てみると、招待状っと書かれアイリよりっと裏面の手紙に書いた。
「招待状?なになに、クロちゃんも連れてきてください明日〇◯西ビルまで?まあ、お礼かな行ってみるか」
浅沼は招待状を持って明日行くことになった、そこは戦場とかす場所とは知らずに.......
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