第14話
僕は濃い赤色をしたS級魔石を片手に持ち、クロに食べられないようにしていた。
クロはゲイルさんに貰った濃い赤色をしたS級の魔石を食べたくて仕方がないらしく、「ピュウウウ〜ピュウウウ〜」っと僕にねだり僕の足に短い足を置き、僕にその魔石を頂戴っとねだってくる。
僕はクロの短い足とウルウルしたまんまるの目で訴えてきて心が揺さぶられてしまうが、S級の魔石を食べると、どんな風に進化するか分からないので、本当はあげたいけど僕は心を鬼にしてあげないよう頑張っている。
「クロ、ダメだよ」
「ビュウウウ」
「ダメ!!」
「ピュウウウ.....」
僕はクロに強く言いすぎ、クロは僕から離れお尻を向けクロは僕と目を合わせてくれない。
僕もこのままではクロに無視し続けられて寂しいけど、S級魔石をあげるのはいけないので僕はよく行く、低ランクダンジョンのボスの魔石を狩る事にした。
「クロ、この魔石はあげれないけどクロが今まで食べていたF級の魔石ではなく、2ランク上のD級魔石が取れるボスを倒しに行くから機嫌なおしてよ」
「ビュウウ」
クロは僕の方を向きいやそうなな顔を見せてきて、嫌だっと訴えてきた。
「いいでしょ?」
「ビュウゥゥ」
僕はクロに迫り、クロは今まで食べていた魔石より2ランク上のD級魔石でクロは仕方なさそうな顔で手を打ってくれた。
「じゃあ、その前に準備が必要だ」
「ビュウ ウウ?」
「うん、準備。僕は5階層に入るボスを倒す為にまずは作戦と準備が必要なんだ」
「ビュウ〜」
僕は5階層のボスと戦う為に準備を始める事にした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます