第13話


僕は家に帰りゲイルさんにもらった、S級の魔石を眺めていた。


「これをクロに食べたら絶対デカくなあ....」

「ビュウウウ?」

「食べたらダメだよ、これ食べたらクロ絶対にこのアパートより大きくなるでしょ」

「ビュブウウウ」

「イジけないの」


僕はクロがホッペが膨らませてイジけたので、夜ご飯にゴブリンの魔石をお皿に乗せ出し、僕は朝コンビニで買ってきた、キムチ、ピリ辛きゅうり(一口サイズきゅうりパック入り)、ササミ、温泉卵、コーンフレークを組み合わせ晩御飯を作る事にした。


まず、パックに入ったきゅうりとキムチをお皿に移し、袋からササミを手で一口サイズにちぎり、お皿に入れごま油を二周くらい入れ、コーンフレークを適度にちらし、しっかりとスプーン2個を使い混ぜ、最後にてっぺんに穴を開け、温泉卵を投入し完成!!

名付けて!!火がいらない簡単料理、ちょい辛いけどクセになる食感料理!!


料理名のセンスは絶望的だが、美味しい料理が完成したので、クロのご飯と僕のご飯を持ってまだホッペを膨れるクロの近くにあるテーブルに置きご飯にした。


「ほらクロ膨れないでご飯にしよ」

「ビブウウウ」

「ほらほら」

「ピュウウウウ....」


しばしばクロはお皿に盛られたご飯を食べるのを見て、僕もフォークで僕が作ったちょい辛いけどクセになる食感料理を食べた。


うんんん〜美味しい!!

きゅうりとキムチの辛さに、そこに温泉卵の濃厚さがいい具合で辛さをカバーし、ささみはきゅうりとそこにごま油の味が追加されてさらに相性が良くなり、コーンフレークの感触がさらに食欲をそそりフォークが進む。


「ごちそうさまでした」

「ビュウ ウウ」


僕は少し後ろに倒れ、休んだ。

クロもいじけて膨れたホッペが無くなっていた。


僕はクロの皿と僕の皿を台所持っていきスポンジで洗い、歯を磨き、布団を敷きクロと一緒に寝た。

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