6月25日 心の扉をたたく

私は、昔から誰かに弱音を吐くのが苦手だ。

いつもついつい、人の話を聞く側に回る。

苦しくても我慢して、

耐え過ごす癖がついてしまった。


「コンコン、ミニ茜音ちゃん元気ですかー?」


楓斗がトントンと優しく胸を叩いた。


「……何してるの?」

「心の中の茜音ちゃん、しんどくなってないかな?と思って」


誕生日花:『クラスペディア』

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