6月24日 愛の渇き

「茜音ちゃん~」

「ん?」


今日は初めてのお家デート。

楓斗の部屋は、男の子にしてはシンプルで

物が少ない綺麗な部屋だった。


「充電」


後ろから強く抱きつかれる。

しばらく、彼が出張で離れるので

会えない分を補給してるようだ。


「私も楓斗くん充電」


ぎゅっと強く抱き締め返す。

彼の匂いで胸がいっぱい。


誕生日花:『アストランチア』

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