緊急特集:渋沢栄一

渋沢栄一とは、どんなひとか?

新字体だと10画、陰謀力のひと。

旧字体だと15画、基礎力のひと。


陰謀力というのは、自分の目的を実現するためにおもに水面下においてあれやこれやと画策し、つまりはかりごとをめぐらしていく天命能力です。

じつは、平安時代の貴族にはこの天命能力が際立つ人が多いのです。

また戦国大名の系譜を見ても、ある代に陰謀力のある当主が現れると、組織が飛躍的に固まるというのが起きます。具体的には、内なる敵を次々に倒し組織を一枚岩にするというものです。内なる敵を倒すには、通常の対外的なやり方ではできません。陰謀が必要です。

しかし、この能力と引き換えに、このひとは他人からの人望力を失います。誰も、陰謀をめぐらしているような心で何を考えているのか分からない人間を信用しませんから。

ただこの天命能力が優れているところは、この人にそういう能力があることを誰も知らないという点です。ま、だから、謀力なのですが。この天から授けられた特性をうまく利用すればいいのですが、自分が陰謀の大家であることを世間にばらしてしまうと、本当に恨まれます。


さて、渋沢栄一という人物は、現在の日本経済を支えている非常に多くの株式会社を創始したばかりか、数多くの社会事業を起こし、外国との交流もすすめています。あまりの多方面過ぎる活動には、目を見張ります。

このひとには、たぐいまれなる外交力があるに違いないと誰しも思うでしょう。


しかし、私はこの人物は、「日本に資本主義を植え付けるため、ありとあらゆる手を尽くした」というふうに見えます。社会事業も外国交流もすべて、日本経済の活性化を目的として起こされています。場合によっては、日露戦争に積極的に協力したりしています。(当時は、日露戦争への反対世論が多かった)


私の名前鑑定は、新字体を基本にしていますが、もちろん旧字体や幼名、通称も参考にします。

旧字体だと基礎力がある。つまりあらゆる手を尽くして植え付けたものを、しっかりと発展する基礎まで作るという、ほんとにすごい人です。

彼の通称の中には、異彩力・組織指導力もあります。異彩力は、組織を活性化する刺激を与える天命能力。指導力は、人材を適材適所に配置し組織を運営する天命能力です。まさにとんでもないです。

例えばある会社を陰謀を駆使して創立し、その基礎を固め、人材を的確に配置して運営を軌道に乗せ、そして時には突飛なことを画策して組織を活性化するという。

渋沢栄一は、とんでもなく、そら恐ろしい天才的な人物です。

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