プロトタイプに影響を与えた作品

ひぐらしのなく頃に

 まず、作者的に『ひぐらしのなく頃に』の後に続く漢字といえば解でも絆でも業でも奉でもなく祭です。

 祭の主題歌『嘆きノ森』のMAD動画を視聴して「やだ、いい曲……」と思って『ひぐらしのなく頃に』について調べ出したのはいいものの、当時中学生かその手前辺りの作者には本編映像等の刺激が強すぎたり、見る順番をよく理解せずに見たりなどのせいで内容があまり頭に入らず、『嘆きノ森』と無印アニメのOP曲などを覚える形で過ごしていました。


 それで最近になって「アニメ『ひぐらしのなく頃に』のリメイク(の皮を被った新作『~業』)の予習復習に、タイトルの後に漢字が付かない方のアニメ(以降漢字なしアニメを無印と呼称)見て」と宣伝され、「ひぐらしはグロだけの作品じゃない」という評判を聞いたのもあって無印アニメを全話順番に見たりpixiv百科などを見たりした結果、

「友情、努力、勝利」という言葉の本質は「友情という安定した土台の上に、努力を積めば、勝利に手が届く」ことだと今さら実感しました。

 作者ね、ひぐらし無印を見るまで「友情、努力、勝利」の「友情」の部分がいまいち掴めていなかったんです。

 複数人が一緒にいるだけで友情が成り立つと思っていたので(今思うと馬鹿、阿保、/愚か者ー!\と言われながら殴られる感想)。


 そもそもひぐらしは、いわゆるループものに当たる作品で、無印アニメで扱う六ループ各編で、過去編的存在であろう暇潰し編と、作者の推しことレナちゃん頑張り物語の罪滅ぼし編以外全部バッドエンド仕様なんですよ。

 そしてバッドエンド状態になる一番の原因は、揺るぎない友情が成り立たないことなんです。

 努力は皆するんです、頑張って頑張って頑張るんです。でも、友情がない・あるとしてもゆらいじゃうと惨劇が起こって勝利から遠ざかるんです。

 郷壊し編、いや、ひぐらし業の始まりは、作者じぶんが無印の祟殺し編見て以降ちょっとだけ好きになった沙都子ちゃんが、梨花ちゃんからの友情を疑っちゃうところからですしね(どうでもいいけど、ですしねってDeathと死○のダブルパンチに聞こえる)。


 ひぐらし業の次はひぐらし卒。

 始まるまで解アニメとか見て待機……していた最中、事件が起きました。

 解アニメ一話は罪滅ぼし編のエピローグで、そこで生きてる主要メンバーはレナちゃんと刑事達ぐらいで、あとは全滅という……バッドエンドが遅れてやってきました……ちくせう(旧仮名遣い)。

 次の編を見る気を出すために叫んで一旦終わります。

 \待ってろ夢のTrueゥエンドォ↑!/

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