劇場版 トムとジェリー
今回はトムとジェリーの映画を観てきたので感想と観に行くか迷ってる人に向けてのおすすめ度紹介みたいなのやっていきます。
途中から若干ネタバレも含みますのでネタバレ無しで楽しみたい人はお気をつけください。
【私がこの映画に何を求めていたか】
・トムとジェリーのドタバタ追いかけっこ
私はもうこれ1点のみを楽しみに映画を観に行きました。なのでそれ以外が残念だったとしてもトムとジェリーが観れるなら満足、みたいに思ってたのでかなりハードルは低いと思います。
【満足度】
☆☆☆☆☆ まさにトムとジェリー!
昔観ていたノリがちゃんと残っていました。PVにあったトムの耳の中を通って自分の家に入るジェリーを観ていたので昔のノリを期待していました。そしたらもうっ!懐かしい懐かしい……
ゲンコツで腫れた頭を指で押して治したり、チーズの香りにうっとりして飛んでいったり、電柱を綱渡りまでw
昔かなり観ていた人ならこの懐かしさを絶対に共感できると思います。
【こんな人におすすめ】
・トムとジェリーが好きな人!
・昔トムとジェリーを観てて、懐かしさを覚える人
・海外のコメディのノリが好きな人
【良かった点】
・3DCGの違和感が少ない
PVからも分かるように3DCGになったとは言えかなりアニメ調な絵柄だったので最初から違和感は少なめでした。実写に溶け込むと言うよりは実写との共存が上手くできていたと思います。
あと、トムとジェリーが3DCGって訳ではなく、映画の世界の動物は全て3DCGです。歌う鳥も象も孔雀も、あとは街中のモブ動物たちまで。
「ああ、この世界の動物はこういう見た目なんだ」と納得させられるし、綺麗に共存できるんですよね。
・懐かしのキャラがたくさん出てくる
犬のスパイク、トムが惚れるメス猫、サーカスの話で出てきた象、親友だったりライバルだったりするブッチとその仲間たち、他にも見つけられてないだけで恐らくかなりのキャラが出ていると思います。
上記のキャラはモブとしてでは無く結構重要な役どころを貰っていてトムとジェリーならではの設定の無さ、を上手く活かしていると思いましたね。
・アクションシーンがド派手
昔から追いかけっこで部屋を壊したり家を壊したり街中の迷惑顧みずの2匹ですが映画の中でもかなりアクションは派手な部類でした。ホテルの部屋で追いかけっこをしていたシーンは恐らくリアル系のCGを使っていると思うのですがこれがもうめちゃくちゃにしまくる!もっとやれトム!と応援したくなるようなめちゃくちゃさ。
あとはトムとジェリーが協力して車を追いかけるシーンなんか本当にかっこよかったです。やっぱり2匹の一時的な共闘って燃えますよね。ドローンを使っているメス猫の誘拐するジェリーなんて超絶笑っちゃいましたwありえないだろっ!って思わせるアクションがやはりトムとジェリーらしくていいですね。
【惜しかった点】
・ストーリーはどうしても単調
話を簡潔にまとめるなら
主人公が嘘の履歴書でホテルマンに採用
→ホテルにいるジェリーを捕まえるためにトムがホテルマンに
→2匹のせいで結婚式が台無し
→2匹で協力して結婚式をやり直す
みたいな感じです。言ってしまえばありきたりで凄いどんでん返しがある訳では無かったです。ただ、元々トムとジェリーにストーリーは無いようなもの。だからこそ『物語』として観るなら物足りない映画だと思います。
私は先にも書きましたがストーリーはどうでもよく、いかにトムがジェリーを捕まえようとして失敗するか、もしくは成功するかを観たかっただけなので惜しくはあれど評価を下げる要因にはなりません。
【結論】
トムとジェリーがある程度好き、もしくは昔はよく観ていたという人はぜひ観に行って欲しいです。クスッと笑えますし何より懐かしい気持ちになります。
反面、トムとジェリーを全く知らない人は面白いかどうか私には判断がつきません。思い出補正が少なからず掛かっているために『トムとジェリーだから面白い』のか『ギャグとして面白い』のかが分からないのです。
もしもトムとジェリー初見で映画を観に行った人がいたら教えてほしいです。
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