第3話 始まり
僕達の交際が始まった。
相変わらず休みが合わない2人、仕事終わりのデートが続く。
しかし僕はそれで十分楽しかった。
夜ご飯を食べる場所を選ぶこと、ご飯を食べ終えた後にすることを考えたりすると新鮮な気持ちになり凄く楽しい。
それぐらい僕の心を20代に戻したような気持ちにエマとゆう存在がさせてくれた。
『今日も可愛い〜ありがと』
僕の口癖になってきた。
この『ありがと』色んな意味を持った『ありがと』だ。
こんな日がずーっと続いてほしいと切に願っていた。
僕の嘘、1つ目がバレるまでゎ…
交際から3ヶ月ほど経過したある夜、いつも通り夜の23時ぐらいにエマが『声聞きたい』とラインしてくる。
会ってない時は23時ぐらいから1時間ほど電話するのが僕達の流れだ。
電話をするといつもと声のトーンが違うエマがいる。
『どうした?なんかあった?』
と、僕が聞く。するとエマが
『何か隠してない?〇〇ちゃんがイツキ君のことみたんだって』
と言う。
正直僕はバレた。と思った。
この時から2人の歯車が狂い始めた…
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