壊れている俺になぜか女子達が近づいてくる件
@oisii
第1話
凪丘高等学校、ここらへんではそこそこレベルの高い高校で、俺は1年3組になった、そして、
今、ここで今後の学校生活に大きく影響するといっても過言ではない、学級内での自己紹介が始まっていた。
次々と自分の番が迫ってきている......
よし!ここはあれでいくか...
ついに自分の番が来てしまった..
そして俺は、
「どうも!至って普通の高校生!新島幸助です!仲良くしてね★」
僕が発言した瞬間に、教室の空気が凍った。
「え~と、お前...頭大丈夫?...」
うしろの席からものすごいぐらいの嫌悪感を出しながら聞いてきたやつがいた。
「大丈夫だ...問題ない...」
とこぞの天使の名言をかましてやったぜ★
「なにもよきゃねぇよ!何が仲良くしてね★だよ、教室が凍ったぞ」
「いや~、それについてはノーコメントで」
「野○○の真似すんな!」
こいつ...できるな....
「なぁ...お前友達いる?...」
「ともだち~?なにちょれおいちいの?」
「確信犯じゃぇかよ!」
「俺の名前は、払川ひろしだ!よろしく」
おいおい、勝手に名乗ってきたぞこいつ、頭大丈夫か?
「ちょ!お前今、絶対俺のこと馬鹿にしてただろ!」
「なぜわかった..」
こいつ...エスパーか?
「顔に書いてた」
「ちょっとなに言ってるかわからない」
「理解してくれよ」
「お前面白いな!この後オフ会あるから、きてみねぇか?」
はぁ...答えなど決まっている..
「だが断る...」
決まった....
「そう来ると思ったよ!」
こうして、入学早々、クラスから変な奴と、思われるようになった。
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「ただいま~」
俺がこうして帰りの言葉を言っても、返してくれる人はいない。
母さんは仕事、妹と姉は、反応をしない、なんだこの冷たい家族は!
まぁ、もう慣れたけど!
今日は、校長先生の長話で体力を削れたので、かなり疲れた....
「早く寝よ...」
そして、俺は風呂に入って、清々しく牛乳を飲んでいたところに、妹の、新島三春が通すぎた。
まぁ..いつもどうりの無視である、ハハハ、悲しっ!
そうして、自室に向かっている時に、姉である、新島愛花が通り過ぎた。
三春と同じように全面スルーである、ハハハ、死にたい....
こうして、俺に対してとてつもなく冷たい家族であった。
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ふと、目が覚めてしまった。
時間は、3時か....最悪のタイミングで起きてしまった。
腹減ったし、なんか食うか......
一階に行って、冷蔵庫を開けてみると...そこには....
ハイ、きれいさっぱり、何もありません!
食材はあるのだが、調理されたものはない。
作り置きしてくれよぉ....
そうして、真夜中に飯を作っている悲しい男のご飯のメニューは、これだぁ!
T「たまご」K「かけ」G「ごはん」
一応、人並み料理はできるが、面倒くさいのでTKGにした。
「いただきます...」
うん...いつもの悲しい味だ......
そして、食っている間に、玄関から音が聞こえる。
「ただいま~」
母さんが帰ってきたか...また俺悲しくなるのかな...
「おかえり」
そう俺が言うと...母さんは、
もちろん無視である....なんでですか?これ、結構前からされてるけど、原因が何なのか、全くわからない。
そして俺は、いつもどうりに二度寝をして、学校に行った。
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