完結済み短編(複数話形)

恋愛

『マーガレットを、私に』

『マーガレットを、私に』


《概要》

ある女性の恋の始まりから終わりまでを描いた作品。

《文体》

文体は一人称の語り口調で、やや太宰っぽい嫌いがある。

《オススメ読者》

多分、私の作品で一番好き嫌いを分けない作品かと。

《字数》

六千字程度

《テーマ》

『愛すること、愛されること』


https://kakuyomu.jp/works/1177354054972836317







《イメージソング》

松任谷由実『春よ、来い』

《読んだ方へ》

実はラスト三話は元々の流れとは別にしてました。元々はただの憎しみ話にしようと思っていて、西浦君が別の女性と心中自殺する予定でした。しかし、「そんなん儚さも切なさも切実さもないじゃんか!」ということで急遽予定変更。そこで出たボツ案は、「彼」と「奴」という言葉のそれぞれ指す相手を変えるというものです。つまり、「彼」は西浦君そのもの、「奴」は西浦君にいる愛を否定する自己とすれば、最初の一話の下りがうまくいく。と思ったのですが、それだと謎解き地味ていて、どうも伝えたい感情と違う印象をもたれそうということで、最後に手紙形式のようにすることに落ち着きました。独白のうちに感情は変わるだろうということで。ちなみに、太宰の「燈籠」を読んでこの話を思いつきました(内容とか色々違いますが)。

ご拝読ありがとうございました。


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