第2話 登場人物に霊感強い奴いる時に起こり得る事
ホラーだから、まずは幽霊、怨霊、悪霊、魔物(?)とかそういうのが題材になるのはメジャーなわけだ(・ω・)ノ
さて、というわけで「霊」を取り扱うホラー小説の中に、霊感の強い、または霊能力が非常に達者な登場人物が出てくるのは結構「アルアル」なのではなかろうか
そこで、主人公は大抵、騒動に巻き込まれるまでは「霊」とは無縁の生活を送っていて、そこになんかこう…トラブルというか、手違いというか
「まー、そーいうの」
の関係で、どろどろとした邪悪な霊の起こす騒動の渦の中へと導かれていく…
そこで主人公を導く役が霊能力の達者なやつ…または「中途半端に霊感の強いやつ」(※後者の方は霊を感じるだけで、クソの役にも立たなかったりする)
思わせぶりに登場して、怪異の正体を突き止めて、主人公になぜか協力の姿勢を示す。
でも、結局は、そいつの霊能力も、悪霊には及ばないで、苦戦に苦戦を重ねるわけだ…
そして、終盤あたりでそいつも死んで、結局主人公1人が取り残されて、偶然に偶然が重なって、解決…
ハッピーエンドと思わせて、実はまだ終わってませんでした!
というパターンがかなり起こり得るなと…
王道かもしれないけど、なんだか物足りない…もう少し捻りを加えれないものか
(´・ω・)
そうこうしているうちに、我が家の裏にある田んぼの方から
ケーン ケーン
と甲高い鳴き声が聞こえる。
狐の鳴き声だ。
山が近いから、夜になると平地に降りてくる。
「夜には出歩くな、狐に化かされるぞ!」
よく言ったものだ。
昔の人のそういう諺というのだろうか…うん、嫌いじゃない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます