[琥珀と瑕瑾] 03. I Ribe (リーベにて) 2010-06-04

 エスビャウリーベ。今日きょうけんせつ1300ねんねんで、このまちにぎわいをせている。

 なんなしにざっとうながめていると、一人ひとりおなかげったせいねんがいた。はじめてるような、しかしおもひたるようなまなしを、しゅばしこうけている。

 あのひとだ。ちがいない。

ほんかたですか?」

 わたしちかってたずねると、せいねんはそのかくしてっていってしまった。

 だいじょう、またえる。

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