加工

ジブラルタル冬休み

概念風俗の風刺

笑顔が猫のような女の子が、パイプふかしてねんねんぼんじゅーるしてるよ。

「私朝なの」

「へえ」

黒髪の女性が返事する。

「私夜なの」

「ふうん」

ヨロシクネの握手に及ぼうとしたが、それは能力が可能を不くした。

「アレマッ?」

「なぜかしら?」

タディレ伯爵がそこにやってきた。本名はハリウッドザコシショウの本名くらい長いので省略されているが、タディレ・クション伯爵である、

「朝と夜は相反する存在なので、触ったらその部分の世界が困ってしまうよ」

タディレ伯爵の尖った前歯のような髭が、ずペン!と音を立てて蒸気を出す。

「じゃ私ただの知られたガールじゃないの」

「そうね、私も置き引き系女子じゃないの」

「そのとうりであるよ」

2人は慌てて夜のとばり…もとい朝(麻)のとばりが結実する。

「でもぉ」

眠そうな朝がつぶやく。

「せっかくここに来たのにさぁ」

「いやいや。私はあくまで朝夜姉妹の仲介ですし、良い校正を行うのは心筋の乾燥を招きます」

「つまんなぁい」

朝も唸る。

「昼はどうしたのよ」

夜がブウ、と低反発物腰に洗濯糊を混ぜる。

「というかそもそも本来はタディレ伯爵、あなたじゃなくてサムケディレ伯爵の仕事じゃない、これは。これ、倒置法」

「それにどうやって産み出すの?新しい時間を。これ、倒置法。わたしたちふたり、絶対無理よねー。昼兄さんならまだしもさ」

顔を見合わせる。パーテーション越しに生きてきた2人とは思えなかった。そんな2人は今仕切りもないのにしきりに悔しがっている。

「ネー」

賛同する。

「お嬢様2人が倒置法をお使いに!!!」

「いやねぇ、変な物腰。さっきみたいに、フランクフルトに喋って」

その時である。

「り、リッリッリ、リリーー~」

あら。なにかでんわだわ。が聞こえるもの。そう、浮島先生が言った。

「もしもし?」

タディレ伯爵の手を押し除け、夜が応対。

「ハーロウ?昼だよ」

「あ、昼兄さん」

昼はCV.中村悠一のように声がいい。朝も夜も昼の声が好きである。このひと文を何も知らない無知な蝙蝠に見せたら「キキィ(わけがわからん)」と言うことだろう。そして、他の文章も全部見せた上で見せたところで、「キキィ(この文章は何を言いたいんだ?)」と言うことだろう。初めに答えたじゃないか。概念風俗の風刺である。あり得ぬ恋orせんたくばさみバトルである。

「2人とも、『』にいるんだって?」

」とは今タディレ伯爵たちのいる鉾の持ち手の一種である。

「そうよ、暖房の効いたあったかい部屋なので居心地がいいです」

「急に敬語こわ」

タディレ伯爵は、肝臓を噛んだので一応苦々しいが、それ以上に感触が気持ち悪い、とでも言うような顔をした。

「実はね、僕は今サラダを食べにアメリカへ向かってるんだ」

「面白いわね、この前まで鉄を溶かしてたじゃないの」(この辺は高等ギャグである。中等ギャグか?)

「はは、いや面白いこと言うわお前、今からそっち行くかも。よろしくね、じゃ」

電話は切れた。プツーン! 欽ちゃあん?欽ちゃあん?欽ちゃぁん!?欽ちゃあん!?(引き出しの中に欽ちゃんいないよ)欽ちゃぁん!!??プツーン!アッハーーーー!!!

「まったく。タディレ伯爵は、私と夜どっちが好き?」

「ちょバカ」

タディレ伯爵は髭を撫でたりしながら、こっそりと一言、「夜」と言った。

「ンヒーーーーーーーー」

夜はらしくもなく喜んだ。

「くやちいな」

朝は悲しそうなふりをした。演技だと一瞬で分かる大根っぷりである。よく出汁を吸う。いや浮島先生って誰ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!???????????!!!!??!(見取り図スタイル)

間も無く、朝と昼が参勤交代した。いよいよ、いつものような現象の目覚めや病みを見ることができる。

真っ白だ。夜の姿が昼の心に響いたのだった。

「貼り付けた痛みのままに泣かないで、泣かないでね」

昼はつぶやいた。

「わかってるわよ」

下界の人間は障子が破れてもすぐ張り替えるからそこが良くも悪くもある、と夜は口で考える。崑崙山脈の麓で見えた月は、昼の体内を少し拡張させた末路だといえよう。みんなは一体どう思うかな?

眠さのままに心が暴走してしまうかのようだった。タディレ男爵はもうすっかり顔を赤くし耳を熱くし鼻を管のようにしていた。隠し果せられると思ったのか。それは無理なことだな。

見つけられた、最後のアリさんは夜を見なかった。2人が背中ばかり見せるからだ。23.4度は残酷だ。触れてはいけない川崎のバスが逃げたかのようだった。

「ウッヒャ、毎回名電」

「だまればか」

そうして、概念は乱脳感電ソーラーmid-arriveの渦から抜け出せない。


そう言ったことを、日々思っていると、雨なんかはあながちすごい目のステーションナンではないかと思えたりしますよ。

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