大安に、麒麟を射た

 眼が覚めた。枕時計が「朝の8時」を示していた。洗顔後、台所の電気ケトルにミネラル水を注いだ。沸騰後、先日買ってきたコーヒーバッグなるものを試す。思っていたよりもいい味だった。

 手作りパンを食べながら、熱いやつを飲んだ。窓ガラスの向こうに青空が展開していた。しかし、午後から曇るらしい。


 食後、二杯目を居室に運んだ。飲みながら、卓上に広げた選挙公報を読んだ。明後日の(投票の)参考にするためである。広報を閉じ、ニンテンドーDSの電源を入れた。世界樹Ⅲの続きをやった。

 地下16階の一番奥にある部屋で、機械少女が召喚した雷獣キリンと対戦した。見るからに手強そうだ。難戦を覚悟していたが、意外にあっさりと勝つことができた。ゾンビーハンターは、操作者(闇塚)の予想(期待)を超える化物集団に成長したようだ。

 撃破の勢いを駆って、地下17階に駒を進めた。眼前に「和の世界」が出現した。小散策の後、瞬間転移装置を使って、海都(地上)に戻った。


 愛機起動。メクるへ飛び、二の丸の編集をやった。投稿後、シャットダウン。身支度と戸締りを済ませてから、自室を離れた。選挙カーとの遭遇を避けるべく、道を選びながら歩いた。候補者に声をかけられたり、手を振られたりするのが照れ臭いからである。

 歩行中、選挙カーが(大音量で)繰り返し発する「皆さまの絶大なる支援を…」に失笑を誘われた。なんだろう、絶大なる支援って。〔19日〕


[シンカワメグムさんのコメント]

コーヒーバッグ。どんなのだろう…。気になる…。ソワソワ。(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

ティーバッグのコーヒー版だろうか…。えっ何それ…便利そう…!ソワソワ。

こっちでも売っていたら、即!試してみます~ソワソワ。ワクワク。(*‘ω‘ *)


世界樹Ⅲ。元ネタを知らないので、出てくるワードに時々ドキリとします(笑)

地下16階とか機械少女とか、シンカワ脳内では中二が炸裂しております。

面白い世界観ですね。こんな不思議なゲームをどんな人達が作って

いるのでしょう。ゲームを制作する人たちって凄いなあと尊敬致します。

アニメ同様、根気が無い人には無理ですね。自分には全く素質がありません~


皆さまの絶大なる支援を!……。う~ん…絶大に支援したくない…。(・∀・)

政治家も変な日本語で答弁してますからね。言葉のセンスに学歴は関係無いね~

その人当選しますかねえ~…(・∀・)絶大なる支援で~…(・∀・)(・∀・)(・∀・)


[闇塚の返信]

ゲームの創作もやはり才能でしょうね。俺も作ってみたい気持ちはありますが、方法が全然わからない。(苦笑)


映画も演劇も観ない。小説も読まない。そういう人たち特有の喋り方ですね、あれは。俺の周囲にも相当いますよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る