闇塚ブログ〔２〕

赤口に、珍夢を射た

　映画の夢を見た。サイコもの(だと思われる)を撮影している夢である。一種の密室劇で、登場人物は男と女の二人だけ。両俳優が、迫真の演技を繰り広げていた。彼らが何者なのか、まったくわからない。有名な役者でもないし、俺の知り合いでもない。残念なことに、映画が完成する前に眼が覚めてしまった。枕辺のアナログ時計が「朝の６時」を示していた。

　２時間後に起床した。布団を出て、洗面所に行った。洗顔後、台所のケトルにミネラル水を注いだ。沸き立ての湯で、即席コーヒーを淹れた。

　飲みながら、夢占いの本を読んだ。同書によると、映画の夢には「逃げたい現実や、認めたくないことがある暗示」が含まれているそうである。なるほど。そう云われてみると、そんな気もする。

　奇妙なことに「映画を観る」「映画館を探す」「映画に出る」などについての解説は記されているのだが、肝心の「映画を撮る」については、項目自体がなかった。専門書にも載っていないとは、相当珍しい種類の夢らしい。吉凶の判断は困難だが、楽しい夢だったのは確かだ。また見たい。

　二杯目のコーヒーを飲んでから、身支度を整えた。数日分の衣類を担いで、近所のランドリーへ向った。あいにくの曇天だが、今日中に済ませておきたかった。日曜の朝に洗濯などやりたくない。

　到着後、空いているマシンに担いできたものを放り込んだ。部屋干し用の粉末洗剤を撒き、扉を閉めた。コイン投入後、起動ボタンを押した。

　帰宅後、脱水衣類と脱水ジーンズを居室の一隅に吊るした。その後、再び湯を沸かした。本日三杯目のコーヒーを居室に運んだ。もうひとつの愛機、ニンテンドーＤＳの電源を入れ、樹海に潜った。〔２３日〕

［シンカワメグムさんのコメント］

知らない人の夢。自分もたまに見ますね。誰！？みたいな(笑)

本当になんで出てくるのか分からない…知らない人なのに…。(=_=)

自分的には、ドラマ等のエキストラを無意識に記憶してるのではないかと…

…前世のお知り合いとかだったらどうしよう…(；ﾟДﾟ)

映画の夢は逃げたい現実や、認めたくないことがある暗示。そんな意味が

あるのですね。でも、映画の夢に限らず常に現実から逃げたいですな～(。-∀-)

夢占いは詳しくありませんが、目が覚めて楽しいと感じたのならば、

良い夢で間違いありませんね！良いことがありそうですね！(≧▽≦)

小説書きも漫画描きも、ほとんど監督のようなものですよね。

監督自分。俳優自分。撮影自分。音声自分。編集自分。一人監督。(笑)

闇塚さんの夢は作り込まれていてリアルそう～(´艸｀*)

また楽しい夢が見れると良いですね～！(*‘ω‘ *)

［闇塚の返信］

本当に不思議ですよね。夢に出てくるということは、現実界のどこかで会っている(見ている)ということなのでしょうか？それとも、脳味噌には「架空の人間」を映し出す機能があるのでしょうか？

多分、俺の中に「映画を撮ってみたい」という願望があるのでしょうね。その願いが、夢の形になって現れた(表れた)のだと思います。

アクション、パニック、ホラーと、一通り揃っております(笑)。内容は三流ですが、なにしろ、自分も出演していますから、迫力満点です。