先勝に、阿修羅を射た
眼が覚めた。枕辺のアナログ時計が「朝の7時30分」を示していた。洗顔後、台所に行き、電気ケトルにミネラル水を注いだ。ペットボトルが空になった。キャップとラベルは燃えないゴミへ。ボトルは後で潰す。
沸き立ての湯で、即席コーヒーを淹れた。昨夜、近所のスーパーで買ってきた小倉マーガリンサンドなるものを食べながら、熱いやつを飲んだ。食後、二杯目のコーヒーを居室に運んだ。
ニンテンドーDSを起動させた。ドラクエⅥを再開し、30分ほど遊んだ。世界無敵と化したアルゴスチームに「やること」はほとんど残されていない。これ以上強くなっても、仕方がないのである。デスタムーアをまじんのかなづち(魔神の金鎚)のみで撃滅したら、それを卒業の日としたい。
アルゴス、ガンダル、パプリカの三人が、レベル99に達しようとしている。その時点で、ガンダルとパプリカを部隊から外すつもりだ。
ガンダルとパプリカは「酒場にあずける」ことができるが、アルゴスは不可能である。永遠の闘争地獄を積み重ねるのが、主人公たる彼に課せられた宿命なのだ。呪われた運命と云えるだろう。
馬車の中には、はぐれメタルのブルトン、スライムナイトのバビロン、ベホマスライムのビーコン、キングスライムのギャバンの四スライムが待機している。親戚同士、ホルモン鍋でもつつきながら、楽しくやってるんじゃないですか。〔17日〕
アルゴス〔パラディン〕レベル98/HP864/武器:はやぶさのけん
ヒムラー〔パラディン〕レベル68/HP528/武器:はやぶさのけん
ガンダル〔盗賊〕レベル98/HP796/武器:きせきのつるぎ
パプリカ〔盗賊〕レベル98/HP587/武器:きせきのつるぎ
♞ヒムラーは、元テリーである。
[シンカワメグムさんのコメント]
闇塚さんのブログを読むと無性にコーヒーが飲みたくなりますなあ~
うちは〇スカフェ派!!←どうでもいい情報。
小倉マーガリンも美味しいですよね~(´~`)モグモグ
この闇塚ドラクエブログを読んでいると、ライトノベルはこうやって
生まれて来たんだなあ…と感じます。異世界勇者転生。神様のご加護。
勇者一行は、最初はレベルアップが楽しくて敵をバリバリ倒していくんだけど、
ある日気づくんですよね。世界が閉じられている事に。なんてこった!みたいな。
その後の勇者達の選択は十人十色。世界に飽きて自分が魔王になったり、
はたまた、神(運営)に戦いを挑んだり、普通の男の子に戻りますだったり(笑)
自分的には、魔王を倒すより、異世界の日常生活の方が楽しかったりします。
ガンダルとパプリカは預けられている間は、酒場でバイトをしているかもとか
強制的に全戦出撃のアルゴスは、絶対内心不満たらたらだよなあとか(笑)
ライトノベルで、ゲームに影響された話を多くの作家が書くのも、
『自分の手で、好きなキャラクターを自由に動かしてあげたい…!』
と言うキャラクター愛から来ているのかもしれませんね。(*´▽`*)
闇塚さんのブログからも、溢れんばかりのキャラクターへの愛。感じますぞ(笑)
しかし、テリーがヒムラー…(笑) センスが炸裂しておりますな~!
[闇塚の返信]
友人Kさんにも「鍋さんは本当にコーヒーが好きだね」と云われました(笑)。
昨夜、パプリカも「あずけられない」ことが判明しました(苦笑)。喧嘩自慢のガンダルさんは酒場の用心棒かな。と云うか、それしかない(笑)。
ライトノベルに限らず、全ての創作の源は愛ではないでしょうか。確かに俺も、キャラたちを愛しています(笑)。
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