アイドル
花宮優
アイドル
その人の笑顔を何度も見たくて
目があうとそれだけで嬉しくて
私にだけ笑いかけて欲しい
そんな人ができた
ある日流行りのアイドルを見ると
彼によく似た人がいた
黒髪のセンターパート
アーモンド型の大きな目と
笑うとちらつく綺麗な歯
この病気が治ったら
そんなに似てないと思うのかもしれないけれど
今の私はこの病気が致命的
熱にうなされて、心臓がキュッとして
何も正しく判断できない
彼を見て彼を想う
彼を見て彼を想う
彼を見て彼を想う
彼をみて彼を想う
アイドル 花宮優 @hana_yuu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます