僕の疑問の解決方法

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ネタバレはどこからなの論争

 多くの人は一度はネタバレをされ、楽しみにしていたのを台無しにされた経験があるのではないか。

 そんなネタバレだが、果たしてどこからがネタバレなのだろうか。

 例えば、映画「タイタニック」は言わずと知れた不朽の名作だがこの作品で「船が沈んだ」と言う要素を言ってしまうのはネタバレなのだろうか。タイタニック号が沈没したのは史実であり、これをネタバレであるとしたら、徳川家康が江戸に幕府を開いたことや、織田信長が本能寺の変で焼き討ちにされたことまでもがそのこと題材に扱った作品においてはネタバレだということになってしまう。これらの出来事は一般常識であるので、このことを知らぬまま生きることは難しい。

 また、史実だけでなくてもそれはネタバレなのかと思ってしまうケースもある。

 映画「君の名は。」は新海誠による大ヒット作であるが、この作品において「2人の男女の中身が入れ替わってしまう」というのはこの映画において重要な出来事であり、映画の予告編でも取り上げられていた内容である。むしろ、この「入れ替わり」を知らぬまま映画を観ることの方がこの映画を楽しむことができないと思ってしまう。ネタバレというがその作品を楽しむためには予備知識が必要であり、「入れ替わり」は予備知識の範疇であろう。

 最後にもう一つネタバレであるか気になるのがタイトルに登場人物が出てしまっているケースである。どのようなことかと言うと、「となりのトトロ」や「アナと雪の女王」のような作品のことを指す。この2作品に限らずタイトルに登場人物(特に重要である場合が多い)が出てしまっているケースは大いにあるのに、「トトロ」や、「アナ」「雪の女王」という言葉を使うとネタバレになってしまうのだろうか。

 尚、ここに書いた内容は全てがくだらなく、深く考えないことを推奨し、この「どこからがネタバレなの論争」を考えすぎて日常生活に支障をきたしたとしても、筆者は一切の責任を負うことはできないので注意して頂きたい。

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