第3話 初登校
週が明けて過去に戻ってきてから初めての登校日だ。
今俺は登校している....。
前世での初投稿は先輩たちの歩くスピードが速すぎて泣きながらついて行った覚えがある。いくら前世で6年間通った通学路だとしても、この体からしたら人生初の登校だ。まずは置いて行かれないように気を付けよう。
学校の授業でも気を付けないところが多そうだな。
前世で逆行転生して小説をもたくさん読んで周りの小学生たちと学力を合わせていた描写があったが、小学1年生で習っていない漢字を使わない+進級や授業の進行に合わせて使う感じを増やすといった臨機応変な対応をしなくてはいけない。転生オリ主たちに初めて尊敬の念を覚えた。
とはいってもこれから集団登校、集合時間は7:00。
もう、支度は終わって時間に合わせて家を出ればいいけど、こんな時間に投稿するのは小学校卒業以来。明日から大丈夫か?とても不安だ。
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やっと着いた。こんなに遠かったか?
歩いて小学校に行ったのが久しぶりすぎて長く感じた。
これから初めての授業といいたいが授業の説明や教科書をもらったら帰るだけだ。
上級生は教科書をもらったら授業だろうけど。
これなら午後からランニングとかできるな。
そんな風に考えていたら自己紹介の時間のようだ。
「それでは、出席番号6番の越智修くん、自己紹介できる?」
「はい!えっと、越智修です!テニスが好きです!」
「はい。よくできました。では次の...」
小学1年ということはいつも通りに自己紹介をしたら違和感がある、というか完全におかしいと思わるから俺より早く自己紹介をした人を参考にしたけど良かったみたいだ。
考えているうちに自己紹介、教科書の受け取りなどが終わり下校の時間となった。
修以外の児童はさっそく同じ幼稚園、保育園から来た人でグループを作っている。
そんな中、我らが主人公は
「さぁ。帰るか」
友達作る気ゼロである。
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