人生やり直してテニス人生
あかぶ
第1話 転換点
今日で高校も卒業。
卒業式も終わり、もうベットに入っている。
高校3年間、思ったより早かったなーー。入学したころは3年もとか思ったのに。思い出がたくさんできると思ったのに。そう、俺は高校でだらけすぎて思い出はあまりないのである。高校の思い出といったら1年のころに生徒会に所属していたとか1年の時にテニス部に入っていたとかそれくらい。唯一といっていい思い出の生徒会では始めたころはやる気もあり参加できていたが半年もしないうちにほとんどの仕事をさぼる用もなっていた。部活の方も惰性で続けていた小学校からお世話になっているテニスクラブを理由に辞めた。
はぁ、高校に行って何やってたんだろ俺。
そんなことを考えながらゲームをしていた。
「おっと、もう夜中の1時か」
「
「もう寝るから!大丈夫!」
さすがに遅いので布団に入って寝よう。ゲームは明日やればいいし。
今思うと、テニスをもっと本気でやればよかったなぁ~。
やり直せるなら小学校とか幼稚園の時からやり直したい。
そう思いながら眠りに落ちていく。
ちゅんちゅん ちゅんちゅん
「んぉ、ふぁあああ」
「あれ?声高くないか?それにこの部屋...」
この部屋は高校に入るまで使ってた部屋だし、、、目線も低い。
いやいやいやあり得ないだろ!こんなこと!
「修ーーーおきなさーい。なんだ、起きてるやん。さっさと朝ごはん食べて」
え、、、母さん?母さんは中学1年の時に亡くなったはず
「なんで、、、」
「なんで?そんなんいいから早く朝ごはん食べなさい」
「う、、うん」
もしかして俗に言う逆行転生ってやつか?
もしそうだとしたら、今度こそ後悔しないように生きたい!
まぁ、まずは久ぶりに食べる母さんの朝ごはんだな。
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