あたたかい夢の中で
ゆめのみち
第1話 現実
「遅刻遅刻ぅ!」
なんて頭の中で妄想しながら仕事の準備をしていく。何に悩んでいるのか、よく分からないまま
人生について考える、というと中二病だと思われるだろうな、と思いながら考えながら電車まで歩いていく。
自分だけではないと知っているけど、それでもとても辛い事を乗り越えるためにどうしてもついつい考えてしまう。
仕事中は人が苦手なのに愛想振りまいて、でもなぜか楽しくなってくる。
帰り道は夜なので1人称視点のホラーゲームを妄想して楽しみながら帰る。
家についたらシャワーをさっと浴びて寝る時間しかないのでなるべく早く寝れるように急ぐ。
休みの日以外はほぼこういう感じの1日1日。
いやいや、本当、どうしてこうなったんだろう。仕事の日は仕事しかなくて休みの日は疲れて寝るしかない。
学生の頃、疲れちゃうまで自分のしたい仕事の為に頑張ってたのになぁ…。
なんて随分と子供だなと まぶたをとじた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます