衛兵は田舎娘に2

俺の名前はプリン。




最近名前を連呼されるので別にこの名前をなんとも思わなくなった。




まぁ彼女ができた余裕だろうか?




ねぇ、プリン今度は~に行きましょう


ねぇ、プリン今日は~を私食べたの って毎日聞かされる




相変わらず、 私を振り回す彼女だが弱点がある。




それは夜の生活だ。




おっとウソだって?いや事実なんだこれが




夜の生活は私が巧みにリードしてるんだぞ。ふふん。








「何をニヤついてるんだプリン?

お前こないだの田舎娘と付き合っているって本当か?正気か?」






「え~まぁ、、付き合って、、いますね‥‥

来月には結婚もしようかと。本当にあれから色々ありまして‥‥」






「あっあと衛兵も辞めるって話も聞いたぞ?」




「あっはいそうですね。彼女がお店を出すので衛兵は辞めて私の仕事を手伝えと

言われてますので‥‥」




「だいぶ強引な子だもんなあのこは。なんか苦労しそうだけど頑張れよ!

お店ができたら顔は出すからな。」




「ありがとうございますジェフさん

でも実はですね、、夜は僕がリードしてるんですよ~」




「ははは。いらんいらんそんな報告。交代だから早く帰ってやれ」



―――――――――――



――――――――



――――



「ただいま!戻ったよ。 約束通り衛兵やめてきたし、明日から無職だ!

本格的に君の手伝いをするよ。」






「おかえりプリン、お仕事お疲れ様。


さーてお店の土地も確保したし明日から本格的に動くわよ~

わたしのこの料理なら行ける気がしてならないわ!


はい料理もできたわよ!」










「たしかにな~見た目が悪いんだが、うまいんだよなー

まぁもう後戻りはできないしやるしかないか

思い立ったら、レッツラゴー?だっけかやるしかないな」








「そうね開店までもう少しだし頑張りましょう

あーそうだ。良いアイディアが降りてきわたよ! あなた、これは流行るは!」




あーまたそのパターンですか。大体ハズレが多いんだよな~そのアイディア




「やっぱ特徴的なお店にしたいじゃない?

そうインパクトが欲しいのそこはわかるわよね?」




「まぁそこはね。でも料理だけで結構インパクトあると思うよ?

変に個性が強すぎても良くないんじゃないの?」




「まぁそこはやってみないとわからないでしょ?

思い立ったらレッツラーゴーよ。」 ドヤァ




「うーんまぁならやってみるかい?物は試しというしね。」




「あー助かるわあなたの協力がないとできないからね‥」




うん?どーゆうことなね? (嫌な予感しかしないぞ)













「うんあなた! 明日からモヒカンにしなさい!決定ね。」(´∀`)9 ビシッ!












え?なんて?




「だーからー! モヒカンよ!頭ツンツンよ!すんげー奇抜なお店ができたぞって有名よ!

流行るわよ!モヒカン店主が謎の料理をふるまう。見た目はともかく味は良し!ってね♪」(´∀`)9 ビシッ!




ってねじゃないよ!







あー俺衛兵 続けようかなぁ‥‥






------------------------------------------------------------------------------------------------いきなり彼女にモヒカンしろって言われたら本当どうするんでしょうかね?




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る