第4話 コケコッコ―! 🐓
夕方より、夜より、朝がさびしいのってなんでやろ。
カチッと身体のどこかのスイッチが入ったみたいに、
目覚めたとたんにやって来る、あのさびしさは……。
そういえば、人はみな泣きながら生まれて来るやろ。
キャッキャッと笑うて生まれて来る子はおらんやろ。
これから迎える何万回の朝を知っているみたいにな。
ふとそのことに気づいたからな、うち、
目ぇが覚めたらすぐに、頭がいらんことを考え始める前に鳴き始めるんよ。
いやいや、まさかまさか「コケコッコ―!」いうて叫ぶんちゃいまっせぇ。
何でもいいから好きな楽曲をな、間ぁを置かずにどんどん歌うんよ。♪ ♬
ふと気づけば、さびしさはどっかへ消えてるやん。ふしぎやなぁ。(´▽`*)
*関西弁は大好きなんやけど、遣い方、間違うてるやろな? 堪忍え。<(_ _)>
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