EP11 戦争は終わり
ミランダ「ハイビュスが負けたのね…」
カエリナ「さて、どう来るか」
ミランダ「もう少し闘いたかたっけど。今回はひかしてもらうわ」
カエリナ「やはりハイビュスの配下か」
ミランダ「ハイビュスなんかの配下なんて死んでもなりたくないわね。でも仕方なく従っているだけよ。では、さようなら」
傭兵「彼女を逃がしてもよかったのですか?」
カエリナ「ああ見えても魔王の一柱だ極力戦闘は避けたほうがいい」
傭兵「なるほど...」
クルズ「!カエリナ殿。兵が引いて行ってますが!」
カエリナ「クルズ王。来てたのか。ハイビュスがやられたようだ」
クルズ「ハイビュスがやられたと!」
カエリナ「いいや。生きてはいるが負けたのだろう。ハイビュスの件には関わりたくなかったのだがな。襲われた限り、関わる以外の選択肢はないのだろう」
ヒメココ大陸
魔国ヒメココでは十王国会議が開かれていた
カイチ「では、始めましょう」
ヒカーラ「本当に大丈夫なのか?今日は休んでいてもいいのだぞ」
カイチ「いえ。休む暇ももったいないのです。お兄様を殺した敵、私に戦う力はなくとも貢献したいのです」
ユシータ「そう。何かあったら言ってね」
キラ「さて、私たちがいない間に結構なことが起きたみたいだけど」
モア「ハイビュスが早く復活した仮説は聞かせてもらったけど、もう一つ。」
ルア「?」
モア「ミーナル大陸に存在する貴族の家系、ミカルダ家。今の本家当主はノビア王国の国王オーティス・ミカルダだったわね。」
キラ「確かそうだったわね、それが何か関係が?」
モア「ミカルダ家には1000年に一度、魔王の子供という魔人の子が生まれるの。その魔人は16歳になると完全に魔物化して、ミカルダ家を守るといわれてる。」
ヒカーラ「確か、今7歳の魔人の子がいたよな」
モア「そしてその魔人は特別な力を持っている。それは2回の生があるということ」
ミーシャ「魔王ハイビュスがミカルダ家の血筋ということでしょうか?」
モア「あくまで仮説にすぎないけど。その場合は次こそ彼の魂を分解できるだろうね」
ルア「でもここで疑問になってくるのは彼はどうしてミカルダ家の守護をしなかったんだ?」
ヴァルノ「確かに、そのような話を聞いたことはないが。確かハイビュスは2000年前に誕生した魔王だったはず。その時代に出た守護の魔物の名は確か...!ハイブリスだったはずだ。」
エイダン「それはハイビュスの国の名か?」
ヴァルノ「それでは可能性が高くなってきたな」
ルア「どっちにしろハイビュスは叩くから」
ヴァルノ「ミリュバはどうなったんだ?」
カジェア「それは私から。ミリュバは風神の洞窟へ運びました。彼はしばらく目覚めないようですが...彼が戻ればハイビュスも思い通りには暴れることができないでしょう」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます