EP10 永遠の滅び
ハイビュス「さて、あの女の名は? なるほど、カイチですか。彼女は早めに。」
爆術、一点爆発
カイチ「はっ!!!」
ヒカーラ「危ない!」
シュン!
カイチ「ありがとう。」
ロイチ「集中的にカイチを狙いだしたか。」
カイチ「大魔法を発動するまではここを移動できません。」
ロイチ「私が守ろう。」
カジェア「大魔法を発動するならハイビュスに有効な手は…」
天術!!
カイチ「しかし、私はそれほど天術を使えるわけではありません」
ロイチ「私は天剣術を使えるが、接近戦でないと効果はない」
ヒカーラ「またくるぞ!」
爆術、変転爆発
ドカン!!
ロイチ「く、」
カイチ「ロイチ!」
ロイチ「これくらいどうってことない」
カイチ「炎術、火炎雨」
ハイビュス「天術以外も使えるのですか。」
前で守ってるやつは次の一撃で死にそうですね
爆術、回天爆発
ロイチ「ぐはあ」
カイチ「ロイチ?」
え...うそ... ロイチ...
カイチ... すまん
だめよ! ロイチ、ロイチ、お兄様!!
ヒカーラ「まさか... 嘘だろ...」
カイチ「お兄様...」
ハイビュス「無駄な死です。あの魔法使いを守らなければ死ななかったのに。そろそろこいつの力も使ってあげないとですね」
ミリュバリス。風神龍術、一点変風
カイチ「悲しんでいる場合ではありませんわ! 天術、
カジェア「そうだね。風術、
天を守る健聖な龍よ、
ヒカーラ「誰だ…!?」
秩序を守る天の神よ、
この大陸へ加護を与え、我々に力を与えたまえ、
天神龍術、天変地異!
グラグラグラグラ
ハイビュス「なっ!?」
ユシータ「遅れて大変申し訳ございません。我々、到着いたしました」
エイダン「遅くなってすまない。ルアは?」
カイチ「エイダン王にユシータ王! ルアは魔王ヘイマンとの闘いで致命傷を…」
エイダン「なんだ?悲しそうな顔ではないか」
カイチ「...」
ユシータ「まさか... ロイチ王が…」
カイチ「私を守ろうとして それで...」
エイダン「すまない。」
カイチ「いえ、まずは魔王ハイビュスを倒すことです。」
ユシータ「わかりました。我々だけでは非力ですが...できるだけ頑張りましょう」
ユシータ「天神龍の名のもとに
カジェア「風神龍の名のもとに
ユシータ「この世を守る天の神
カジェア「この世を守る風の神
我ら、龍の子 神々の子、
聖なる力を分け与えたまえ、
風神龍術、風神のいかずち
天神龍術、天神のいかずち
ぐおおおおおおおおおおおおおおお
ハイビュス「く、ミリュバリスに直撃してしまいましたか。落ち着きなさい、ミリュバリスあなたは私の配下なのです。」
ユシータ「ハイビュスを攻撃しましょう」
ユシータ「天術、傀儡天雨
カイチ「鬼術、鬼気変血
カジェア「風術、排煙風
ヒカーラ「獣術、オーロルマイト
エイダン「天剣術、傀儡天剣
ハイビュス「く、ルアがいなけてもこの強さ、少し甘く見ていたようです」
きゅおおおおおおおおおおおおおおおおおんんん
ヴァルノ「わが大陸を荒らし追ってハイビュス... ミリュバリスを操るとは」
ハイビュス「くそ、ヴァルノモーアが来てしまいましたか。ミリュバリスは置いていきましょう。もうあなたは不要です」
ビュン!
ヴァルノ「くそ!逃がしたか。」
ユシータ「ヴァルノモーア様...」
ヴァルノ「全員無事か。」
エイダン「全員...ではないが無事だ」
ヴァルノ「...。。。まさか?。。。...」
カイチ「お兄様。私のせいで、大変申し訳ございません」
ヴァルノ「ロイチ。我の到着が遅れてしまったから...」
ユシータ「カイチをかばって勇敢に亡くなったんだ。手厚く葬式を…」
その日、風天戦争は終わった。ただ西ではまだ戦争が続いていた
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