EP9 神龍と魔王
ハイビュス「小賢しいですね」
ヒカーラ「魔王ハイビュス...」
カイチ「何かありましたか!...あれは!」
ロイチ「ヴァルノモーア様が駆けつけてくれると助かるが、数時間かかるだろう」
ヒカーラ「ルアの様子は?」
カイチ「傷は回復しました。ただしまだ戦える状況ではないかと、意識もまだ戻っていません」
カジェア「風神龍術は神龍に対しては絶大な攻撃となりますが、実際は中級魔法程度です。魔王ハイビュスを倒さなければ神龍ミリュバリスへの風神龍術は無効化されますね」
ヒカーラ「俺が神龍に乗り込もう。」
ロイチ「しかしハイビュス相手だぞ?」
ヒカーラ「気をこっちにそらすだけだ、その間にミリュバリスに風神龍術を当てればいいからな。」
獣術、
ヒカーラ「地上からの射撃は任せた。」
ぐるるるるるるるるる
ハイビュス「お?」
シュン シュン シュン
バタン!
ハイビュス「なるほど獣族を投入してきましたか。」
ヒカーラ「ただの獣族じゃないぜ。獣王族だからな」
ハイビュス「しかし、この大陸は魔王ルアがいなくなると戦力が大幅に落ちるのですね。これだから人間や獣族は…」
ヒカーラ「獣族を見下してもらっちゃあ困るぜ」
獣術、変獣速
シュンシュンシュン
素早さだけはあるようですね、私にもその速さは真似できません。ただし、早いところであなたが弱いことには変わりないのです
爆術、マシリア
ドカン!
ぐ、ぐは、
素早さがあれど爆発には耐えれませんか。これで終わりです
く...
カイチ「天術、
ヒカーラ「ふっ」
ハイビュス「王一人つぶせると思ったのに、小賢しい…あの女。人間にしては相当の魔法使いみたいですね。早めに殺しておいたほうが楽です」
シミノの都
カエリナ「できるだけ逃げずに戦いところだが、ここでミランダに倒されれば、ミランダの裏で操ってる者の思い通りになるな。裏の奴が誰かという情報が入ったなら動けるのだが」
傭兵「魔王様、ただいまサーク王国から魔法電話がありました、サーク王国、シュン王国、ショキ王国、ピーリ王国、タケイ王国、ジュンティ王国、トミキ王国からの援軍は8時間ほどで到着予定、そして裏で操ってると思われる魔国ヒメココを襲ったのは、魔王ハイビュスとのことです!」
カエリナ「ハイビュス...だと?こんな早期に復活など...。 しかしハイビュスが裏にいるならこの大陸に新たな拠点を立てるためとしか攻める理由は考えられん。これは正々堂々、正面から戦ったほうがいいか。」
ミランダ「あらあら、正々堂々にはなりそうにもないけどね」
カエリナ「ふっ、貴様は正々堂々を望むとは思ってないが。 血術、血炎」
ミランダ「さすが魔王、危機管理能力は高いわね」
カエリナ「まさか本当に裏の洞窟を通ってくるとは」
ミランダ「対策はしてたってわけね。まあ、ならあなたを殺すまで。だけど」
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