未来の殺し屋【オチまで1分】
殺し屋バルボロは光学迷彩スーツを着て、ビルの屋上に立っていた。ファイルの紙に書かれた情報を確認する。
「今日のターゲットは会社員か。未成年を騙して裏社会に送り込むなんて、社会のクズだ。死んで当然だな」
バルボロは大量の火薬の使用にも耐える合金製のライフルに、1km先の鉄板を貫く弾丸をセットする。屋上から少し身を乗り出し、1km先の米粒の文字まで鮮明に見えるスコープを覗き、道を歩く会社員の眉間を狙う。
バルボロは引き金を引き、見事弾丸は相手を撃ち抜いた。
仕事を終えたバルボロはライフルを見つめていう。
「せっかく遠くのターゲットを狙えるようになったのに、ビルのほうが高くなって結局50m先しか狙えないとは」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます